東京アニメセンターを中心とする「アニメ検定実行委員会」は、「全国総合アニメ文化知識検定試験」の2007年秋開催を目指すと発表した。「全国総合アニメ文化知識検定試験」は通称を「アニメ検定」とし、アニメ文化に関する総合的な知識を問うものになる。 アニメファンの知識としてだけでなく、アニメの文化領域にかかわる幅広い知識を問うことでアニメ文化に対する理解を判断するものになる。 詳細は未決定だが、全国数箇所で筆記試験を行い、携帯電話でも参加可能な試験となる。 東京アニメセンターは、日本動画協会などの支援を受けて今年3月に東京・秋葉原にオープンした。国内外のアニメファンに向けて、日本のアニメ文化の中心地からの情報発信を目指している。 オープン以来、常設ショップでの限定商品の販売や隣接のアニメシアターを利用した幅広いファンに向けた様々なイベントで人気を呼んでいる。 今回のプロジェクトも、アニメ文化の理解と拡大の試みとして大きな注目を浴びそうだ。 サブカルチャー分野の知識を問う検定試験は、今年に入ってからは既に映画検定(主催/キネマ旬報社/キネマ旬報映画総合研究所)や漫画検定(主催/イーブックイニシアティブジャパン 共催/毎日新聞社)などが実施されている。 また、経済産業省の設置するゲーム産業関連の審議会では、ゲームクリエーター養成のためのゲームクリエーター検定試験開催の検討も進めている。 こうした試験はその方法も目的も様々で異なっている。しかし、アニメ、マンガ、ゲームなどの文化面での注目が益々大きくなっていることが、こうした検定試験の盛況につながっている。 ファンの知識欲の高まりや文化や産業としての関心が高まるなか、今後もこうしたサブカルチャー分野の検定試験は増えるかもしれない。/東京アニメセンター /映画検公式サイト /漫画検定
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