ゲーム会社のカプコンは、米国の映画配給会社ハードパーク・エンタテイメントと共同で人気ゲームソフト『ストリートファイター』の実写映画を製作すると発表した。 両社が共同で設立する映画制作会社が新作映画製作事業を行い、2008年の世界公開を目指す。 今回のプロジェクトは、『ストリートファイター』の米国での発売20周年を記念として特別企画されたものである。『ストリートファイター』は、94年にも米国でジャン・クロード・ヴァン・ダム主演の実写映画が製作・劇場公開されたほか、国内でもテレビシリーズや劇場アニメとして映像化されている。 今回の主役は春麗となり初の女性キャラクターとなり、これまでにない新しい世界が展開しそうだ。 『ストリートファイター』シリーズは、カプコンが1987年にアーケードゲームとして国内で発売した。その後コンシュマーゲームにも移植され、現在に至るまで高い人気を獲得している。また海外でも人気は高く、カプコンを代表するゲームタイトルとなっている。 米国ではこれまで『バイオ・ハザード』や『サイレント・ヒル』など日本の人気ゲームソフトが劇場映画化されるケースは多い。また、そうした作品は映画興行も好調なケースも多く、米国ではアニメやマンガと並んで日本のゲームソフトの実写映画化企画も多い。 ゲームソフトがアニメ・マンガと並ぶ日本の有力コンテンツであることを示しているだろう。/カプコン
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