アヌシーで『HOLiC』と『アギト』がノミネート(3/23) | アニメ!アニメ!

アヌシーで『HOLiC』と『アギト』がノミネート(3/23)

 6月5日からフランスのアヌシーで開催されるアヌシー国際アニメーションフェスティバルの長編映画部門に、水島努監督の『劇場版 xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢』と杉山慶一監督の『銀色の髪のアギト』がノミネート作品に選ばれた。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバ

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 6月5日からフランスのアヌシーで開催されるアヌシー国際アニメーションフェスティバルの長編映画部門に、水島努監督の『劇場版 xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢』と杉山慶一監督の『銀色の髪のアギト』がノミネート作品に選ばれた。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバルは、世界で最も権威があるアニメーション映画祭とされている。アカデミー賞やアニー賞が、アメリカで公開された作品にみを対象としているのに較べて、全世界の長編アニメーション映画を対象とする違いがある。そうした点で、同賞はより世界レベルの開かれたものである。

 今回の長編映画賞のノミネート作品は5作品のみで、5作品のうち2作品が日本アニメという快挙でもある。
 日本以外の作品には、米国アカデミー長編アニメーション映画賞とアニー賞の作品賞を受賞した『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』とフランスのアニメーション『ルネサンス』、フランスの人気コミックの長編映画『アステリクス』がノミネートされている。

 受賞の行方となると、やはり『ウォレス』が有候補だが、フランス作品もあなどれない。また、アメリカの各賞と違い、映画会社の力関係や興行動向といった周辺事情は少なく、より芸術志向が強く、作品自体が評価される賞でもある。このため日本作品にも大きな期待がかかる。
 これまでに日本の作品では宮崎駿監督『紅の豚』と高畑勲監督の『平成狸合戦ぽんぽこ』がこの長編アニメーション映画賞の受賞歴がある。

 今回ノミネートされた作品は、『劇場版 xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢』がプロダクションI.Gの制作、『銀色の髪のアギト』は、GONZOの制作になる。日本を代表する2大新興アニメ制作会社から選ばれており、両社の対決も気になるところである。

/アヌシー国際アニメーションフェスティバル
/劇場版 xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢公式サイト 
/銀色の髪のアギト公式サイト 
/プロクション I.G 
/GONZO 
/GDH 

《animeanime》
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