長編アニメーション部門のコンペティション5作品に、日本から2作品が選ばれたアヌシー国際アニメーションフェスティバルの各部門で日本からのノミネート作品が続出している。長編アニメーション部門と並ぶ主要カテゴリーの短編アニメーション部門には、うるまでびる『Mr.カルパチョ』、橋本大祐氏『flowery』、御影たゆた氏『鉄路の彼方』の3作品がノミネートされている。 また、テレビシリーズ部門ノミネート25作品のうち3作品、テレビ特別番組ノミネート4作品の1作品、広告アニメーション33作品のうち4作品、さらにミュージックビデオ部門、学生部門、パノラマ短編部門にも候補作品が挙がっている。 長編アニメーションも含めるとおよそ20作品もがノミネートされていることになる。 最近は日本国内でも様々な分野を対象にしたアニメーションのコンクールは増加する傾向にある。こうしたなかで実績を重ね、コンクール慣れしたクリエーターたちが海外でも活躍している。 今回の大量ノミネートで、CGアニメーションを始めとする日本のアニメーション技術が、世界レベルにあることが証明されたともいえる。 こうした国際的に有名な賞だけが、アニメーション作品の評価基準とは言えない。しかし、世界を相手に競争することで、クリエーターの芸術表現や技術に磨きがかかるのも事実である。そして、厳しい競争の中で残ってきたものには、必然的に優れた作品も多い。 今回のノミネートされたかたがたの才能の素晴らしさを素直に喜びたい。/アヌシー国際アニメーション映画祭 /ノミネート作品一覧 /Let’s GO! URUMADEVIL /鉄路の彼方
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