アメリカは、日本と異なって子供の頃からの投資のやり方を教育すると言われている。しかし、なんと「投資の神様」と呼ばれる現役の投資家がアニメーション化されテレビを通じて子供たちに正しい投資を教えることになった。 アニメーション化されるのは、アメリカの保険会社バークシャーハザウェイ経営者のウォーレン・バフェット氏。同氏の経営するバークシャーハザウェイは、保険会社というより投資会社として有名である。また、バフェット氏は、長年、アメリカの長者番付で、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏に継ぐ2位を維持してきた。 アニメーションは、『億万長者クラブの秘密:The Secret Millionaire's Club』と名づけられ、バフェット氏が、5歳から12歳までの子供に投資のやりかた語りかけるものになる。制作はアメリカの大手アニメーション制作会社DICエンターテイメントで、13回シリーズを予定している。 また、現在はテレビ放映の予定はなく、DVDでの販売のみを予定しており、第1弾は今年の秋発売予定だ。 バフェット氏は、市場で過小評価されている株を大量に買い込むバリュー株投資で有名である。そして、大株主として経営に介入することで、株式価格の向上を目指す。最近、日本でも増えてきた投資ファンドに似ているのが、決定的に違うのは一度購入した株は長期間保有し続け、滅多に売却しないことである。 バークシャーハザウェイの有名な投資には、コカコーラやワシントンポスト、ウォルト・ディズニーなどが知られている。 日本では小学生などに株式の仕組みや売買を教えることには、まだまだ抵抗が大きい。しかし、バフェット氏の主張する割安株への投資、長期間保有は、金融の世界では低リスクで比較的リターンが大きいとして知られている。 むしろ、そうした株式の基礎を学ぶことで、将来、デイトレーディングに熱中し、特定の株で大損するようなことを避けることが可能でないだろうか。 このアニメーションが日本での発売されるどうかは不明だが、日本の子供たちにも是非観て欲しい変り種のアニメーションである。/DICエンターテイメント /バークシャーハザウェイ
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