第78回アカデミー賞の長編アニメーション部門のノミネート作品として、日本の宮崎駿監督の『ハウルの動く城』が選出された。今回のノミネート作品は、3作品だけのため、激しい競争が予想されていため大健闘である。 『ハウル』は興行収入が大きくない点が作品評価にあたって心配されたが、ハリウッドでも高い知名度を誇る宮崎駿監督の名前が生かされたといえる。 ほかのノミネート作品には、イギリスのアニメーションスタジオのアードマンとニック・パーク監督の手によるクレイアニメーション『ウォーレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ』とティム・バートン監督のパペット・アニメーション『コープス・ブライド』が選ばれた。 この結果、近年、ハリウッドで一大潮流となっている3DCGアニメーション映画は、ノミネート作品にひとつも入らなかったことになる。今年は、例年にも増して多数の3DCGアニメーションの劇場公開が予定されている。今回のノミネート作品群はこうした風潮に一石を投じそうだ。 また、3月に発表される長編アニメーション賞には、作品の評価と人気から依然『ウォーレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ』が最も有利であると考えられる。当サイトの関連記事 /アカデミー賞アニメーション部門を予想してみる/アカデミー賞公式サイト /ハウルの動く城公式サイト /ウォーレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ公式サイト /コープス・ブライド公式サイト
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