東京藝術大学大学院映像研究科は、来年4月にデジタルメディア上のコンテンツ創造を中心に研究する映像研究科メディア映像専攻を開設する。同専攻では、新しい映像コンテンツを新しいメディアの上で行い、芸術表現と科学技術の融合をめざすとしている。 また、コンテンツの創造とその技術や技法の開発、流通におけるメディアのデザインと創造、権利や資金調達手法などのコンテンツとメディアのプロデュース、作品の価値と意味づけを保存やアーカイヴの面から考察することなどを重視するとしている。 同専攻の教員には、電通出身で数々の人気コマーシャルやクリエイティブ作品の企画を生みだした佐藤雅彦教授、メディアアートのパイオニアで第一人者の藤幡正樹教授、コンテンツソフトウァ開発の桐山孝司助教授、メディア情報・メディア文化財の桂英史助教授らが発表されている。 今年春に開設され豪華な教師陣で話題を呼んだ映画専攻に勝るとも劣らない強力な布陣となっている。 募集領域は、コンテンツ創造分野とコンテンツ科学に分かれており、さらに創造分野がメディアデザインとメディアアートに、科学分野がコンテンツウェア開発とメディア文化財に分かれ、全部で4領域にから構成されている。募集人数は4領域合わせて16人のため、かなり狭き門になりそうだ。 出願受付は平成18年1月11日から17日(当日消印有効)までとなっている。 東京藝術大学は今春より美術系、音楽系に続く第3領域の芸術として、映像分野の大学院映像研究科を横浜に開設している。今年開設された映画専攻に続き、メディア映像の専攻開設で今後さらに充実した大学院教育が期待される。 大学院映像研究科は、当初より映像専攻、メディア映像専攻、アニメーション専攻の3専攻体制が構想されている。再来年(2007年)の春には、さらにアニメーション専攻の開設が予定されている。/東京藝術大学 /大学院映像研究科 /MASHIKO SATOサイト /Home of Masaki FUJIHATA at www.fujihata.jp
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