10月20日から有力ケーブルテレビ放映局のアダルトスイムにて、再放送が開始された『新世紀エヴァンゲリオン』の注目が米国のファンの間で高まっている。また、作品には物議を醸し出すモチーフやシーンが多いことから、テレビ放映にあたってオリジナル作品からどういった修正されるかにも少なからぬ関心が集まっている。 日本のアニメ作品は、米国でテレビ放映する際に現地の放送事情に合わせて編集されることが多い。こうした編集は熱心なアニメファンからは批判を浴びることも多いが、通常は消極的にファンから容認されているようだ。しかし、『エヴァンゲリオン』については、宗教的なモチーフや性的な部分が物語の大きな部分を占めるため、物語の骨格に影響を与えるのでないかと注目されている。 米国の大手アニメ情報サイトアニメニューズネットワークは、既に放映された第1話と第2話についてどの部分が編集されたのかまとめて報告をしている。この報告によれば、第1話ではオープニングアニメーションはカットされているもののほとんど修正はない。これは、第1話は問題になるシーンがほとんど存在しないためと述べている。 しかし、第2話については29箇所の修正箇所を挙げている。内容をチェックするとその多くは、お酒に関するシーンと血の出てくるシーン、それにヌードシーンである。これらは、場面自体が削除されるかデジタル処理で消されたとしている。そして、ミサトはアル中のダメ女のはずなのに完璧な女になってしまったとしている。 勿論、『エヴァンゲリオン』の完全版を観たいファンは、既には発売されているDVD版を観ることが出来る。それでもこうした修正が関心を呼ぶのは、この作品が米国人にとっても日本人同様にアニメ史の中の金字塔だからかもしれない。/アニメニューズネットワーク /第1話の修正箇所一覧 /第2話の修正箇所の一覧
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