CHiCO、halca、シユイ、小玉ひかり、somei所属の「MiCLOVER」 チーム発足の印象は?【インタビュー】 | アニメ!アニメ!

CHiCO、halca、シユイ、小玉ひかり、somei所属の「MiCLOVER」 チーム発足の印象は?【インタビュー】

音楽アーティストとして活躍するCHiCO、halca、シユイ、小玉ひかり、somei5名が所属する音楽マネジメントチーム「MiCLOVER」(マイクラバー)が発足。2024年1月7日には初ライブイベント「LAWSON premium event MiCLOVER FES. 2024」を開催となる。

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「MiCLOVER」(マイクラバー)
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スフィアやTrySailといった人気声優グループが所属するミュージックレイン内に、今年5月、音楽マネジメントチーム「MiCLOVER」(マイクラバー)が発足。CHiCO、halca、シユイ、小玉ひかり、someiという音楽アーティストとして活躍する5名が所属している。

2024年1月7日には記念すべき初ライブイベント「LAWSON premium event MiCLOVER FES. 2024」を開催。この一大イベントを控えた5人にインタビューを実施し、意気込みを語ってもらったほか、幅広い領域で活躍しているからこそ「アニメタイアップソング」がどのような存在になっているかを聞いた。

[取材・文=米田果織 撮影=小川遼]

■原作は見るor見ない? アニメを見た後に歌い方を変えたくなる? タイアップソングへの向き合い方


――「CHiCO with HoneyWorks」として、この中では一番の先輩としてミュージックレインのアーティスト活動を引っ張って来たCHiCOさん。CHiCOさんの活躍もあって今回のアーティストチーム発足へと繋がったと思うのですが、そんなCHiCOさんから見た4人の印象は?

CHiCOみんな「畑が違う」という印象でしょうか。全員アニメ主題歌を担当してはいるけれど、それまでのステージが全く違う。ライブハウス育ちだったり、グループに所属していたり、歌ってみたを投稿していたり、私もCHiCO with HoneyWorksというユニットで活動していましたし。歌声もキャラクターも全く違う5人が集結して、「このバラバラな5人が一緒にやっていけるのか?」という不安もあったのですが、今日この対談ができて良かったです。実は5人揃って話すのがこれで2回目なのですが、みんなめちゃめちゃ面白くて楽しい人ばかり(笑)。

――今CHiCOさんがおっしゃった「アニメ主題歌」について。幅広い活動領域で活躍する皆さんにとって「アニメタイアップソング」がどのような存在なのか教えてほしいです。アニソンを作る/歌う際に、何か意識していることはあるのでしょうか?

CHiCO私がアニメのタイアップソングを歌うときは、絶対に原作を読むようにしています。2期の主題歌を担当するならば、1期を見返したりも。また、メインヒロイン(主人公)になりきって歌うことが多いかもしれません。

CHiCO

――皆さん頷いて聞いていましたが、これは共通認識なのでしょうか?

シユイ私はキャラクターになりきるというよりは、作品の概念を歌っている感じです。

――違いがあるんですね! 他の皆さんは、キャラクター派or世界観派で言うと?

キャラクター派:CHiCO、halca、somei

世界観派:小玉、シユイ

CHiCO別れたねぇ。ひかりちゃんは曲を作るときも世界観を見ているの?

小玉そうですね。私がタイアップソングを作るのは今回が初めてだったのですが(※『カノジョも彼女 Season2』主題歌「ドラマチックに恋したい」)、ヒロイン視点も入れつつ、作品全体を表現したものになりました。

――初めてアニメタイアップソングを作ってみていかがでしたか?

小玉アニメタイアップでしか生まれない、自分の引き出しを開けてもらえた感じがしました。アニメタイアップのステキなところって、映像が付くと曲の世界観も広げてもらえること。自分がイメージしていたものが映像で表現されていたりすると、「キター!」となります(笑)。この感覚は、アニメとタイアップしなければ味わえない感覚だったなと思いました。

halca

――主人公になりきって歌うチームは、主人公が男性だった場合はどうするんですか?

halcaもちろん声優さんのように声を変えて歌うことはできないので、少し野太く、たくましく……のような微妙な調整を加えています。『彼女、お借りします』第3期の主題歌「恋愛ミリフィルム」では主人公の和也くんになりきって、「綺麗だ」という歌詞をかっこよく聞こえるように意識して歌っていましたね。

somei私は主人公になりきるために、アニメの聖地となる場所に実際に行ってみたりしています。その人が普段感じている日常を自分も感じられるように。『デキる猫は今日も憂鬱』オープニングテーマ「憂う門には福来たる」を歌ったときは、猫の諭吉になりきって同じ料理を作ったりしました。先ほど小玉さんが「自分の知らない引き出しを開けてくれる」と言っていましたが、そうして歌うことで新しい自分に出会えるということがあります。

somei

――原作があるものは良いですが、オリジナルアニメとのタイアップもあります。シユイさんのデビューシングル「君よ 気高くあれ」は、オリジナルアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のエンディングテーマでしたが、世界観を感じて歌うシユイさんはどうやって作品を意識して歌ったのでしょうか。

シユイサウンドプロデュースを手掛けてくれたryoさん(supercell)の書いた歌詞と、レコーディングの際に受けたディレクションの通りに歌いました。メジャーデビュー曲ということもあって全力で歌ったのですが、その全力さが曲にハマっていたなと自分では感じています。

――作品を見た後に歌い方を変えたくなったりしますか?

(全員頷く)

halcaこれは「納得できないから変えたい」の頷きじゃなくて、アニメのストーリーに合わせて変えたくなるって意味だよね。

シユイ『水星の魔女』に関しては展開が怒涛過ぎて、毎話歌い方を変えたくなりました(笑)。アニメ上では変えられないですが、その気持ちも乗って、ライブでは歌い方が変容していると思います。1月7日のライブでは、そういうところも聴きに来てほしいですね。

――1話ずつ見ながらレコーディングしたら、1クール全て違う歌い方になるかもしれませんね(笑)。また、アニメがあるからこそ、より楽曲が好きになったりとか。

halcaそれは本当にあると思います。アニメの力のおかげで、曲がどんどん良いものに、幅の広さ・深さも変わって来るんだなと。

小玉ひかり

小玉インディーズ時代、アニメ『Vivy -Fluorite Eye's Song-』の挿入歌(Sing My Pleasure)を担当したのですが、曲が流れたシーンの映像が素晴らしすぎて、まだ無名だった私に「今まで見たアニメの中で一番好きなシーンです」「あのシーンが素晴らしすぎて小玉さんが大好きになりました」というコメントが届きました。今でもコメントをいただくことがあるので、本当にアニメの力はすごいと思います。

■記念すべき第1回イベント「MiCLOVER FES. 2024」への意気込み

――「MiCLOVER」第1回目のライブイベント「LAWSON premium event MiCLOVER FES. 2024」が、1月7日に迫っています。最後に、皆さまから意気込みをお願いします。

シユイすごく素敵なライブイベントになるというのは間違いないので、みんなで楽しみましょう。私も頑張ります!

someiMiCLOVER FES.でしか見られないようなコラボレーション、またCHiCOさんの発案で私とひかりちゃんが作曲、halcaさんが作詞のテーマソングも披露します。本当に見どころ満載なライブになると思いますので、みんな一緒に盛り上がりましょう!

小玉5人それぞれの個性的なステージのほか、コラボレーションもあり、テーマパークのようなワクワクする1日になると思います。私もメジャーデビュー後初めてのバンド編成でのライブになるので、zepp Shinjukuで歌えるとのがすごく楽しみです。一緒に2024年をお祝いしましょう♪

halcaまだイメージの段階ですが、しっかり1人1人のワンマンライブが詰まったようなボリュームのあるステージにしたいと思います。ぜひ遊びに来てください!

CHiCO先ほど言ったように、それぞれ歌声も個性も、そしてライブパフォーマンスも違う5人が集まりました。来てくださる方には「MiCLOVERってこんな感じなんだ!」と感じてもらえるステージ構成、ライブにしたいと思っています。チームとしても、ソロアーティストとしても頑張ります!

――楽しみにしています。ありがとうございました!

MiCLOVER 2024公式サイト


【公演概要】

LAWSONpremiumeventMiCLOVERFES.2024

▼日時
2024年1月7日(日)16:30開場/17:30開演
(20:00頃終演予定)
※終演時間は当日のステージの進行状況により前後する可能性がございます。あらかじめご了承ください。

▼会場
ZeppShinjuku(TOKYO)

▼出演
CHiCO、halca、シユイ、小玉ひかり、somei

《米田果織》
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