「劇場版ハイキュー!!」村瀬歩、石川界人、梶裕貴、中村悠一が決戦を目前に集結!「ジャンフェス」ステージレポ | アニメ!アニメ!

「劇場版ハイキュー!!」村瀬歩、石川界人、梶裕貴、中村悠一が決戦を目前に集結!「ジャンフェス」ステージレポ

『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が、2024年2月16日に公開される。12月16日、本作で日向翔陽を演じる村瀬歩、影山飛雄を演じる石川界人、孤爪研磨を演じる梶裕貴、黒尾鉄朗を演じる中村悠一によるステージイベントが、「ジャンプフェスタ2024」にて開催された。

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『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』「ジャンプフェスタ 2024」ステージイベント(C)2024「ハイキュー‼」製作委員会(C)古舘春一/集英社
  • 『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』「ジャンプフェスタ 2024」ステージイベント(C)2024「ハイキュー‼」製作委員会(C)古舘春一/集英社
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  • 『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』「ジャンプフェスタ 2024」ステージイベント(C)2024「ハイキュー‼」製作委員会(C)古舘春一/集英社
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『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が、2024年2月16日に公開される。12月16日、本作で日向翔陽を演じる村瀬歩、影山飛雄を演じる石川界人、孤爪研磨を演じる梶裕貴、黒尾鉄朗を演じる中村悠一によるステージイベントが、「ジャンプフェスタ2024」にて開催された。
キャスト4名が集結した夢のステージでは、観客も一体となって楽しめる本作ならではのコーナーの実施や、『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』にまつわるここでしか聞けない貴重なトークまでを余すことなくたっぷりと届けられた。

ファン待望となる続編の劇場公開が発表されてから、特報映像や新たなビジュアルの公開のたびに大きな盛り上がりの波を見せている本作。今回の「ジャンフェス2024」は、黒尾鉄朗が所属するバレーボール協会が導入した応援グッズ・ジャンフェスリングという光る腕輪が配られ、ステージや選手たちに声援を届けられるという観客参加型の特別仕様となった。会場に集まったファンたちによる熱気もすさまじく、大人になった孤爪研磨と黒尾鉄朗が登場する“YouTubeチャンネル風の前説映像”が流れ始めるやいなや、観客のボルテージは急上昇した。

「ジャンプフェスタ 2024」ステージイベント

そしていよいよ、出演キャストの村瀬歩、石川界人、梶裕貴、中村悠一が各キャラクターの作中名セリフと共に登場する。最高潮に達した会場の熱気を受け、村瀬、石川がそれぞれ「よろしくおねがいしゃーッス!!」と日向と影山を彷彿とさせる挨拶をすると、会場には黄色い歓声が鳴り響いた。中村が「ゴミ捨て場へようこそ!」とコメントすると、会場が笑いの渦に巻き込まれる一場面も見られた。
最後に、劇場版の監督を務めている満仲勧が本作の主役だと語る、孤爪研磨を演じる梶が「今日はようやく映画についてお話できる機会。一緒に盛り上がっていきましょう!よろしくおねがいしゃーッス!」と、研磨らしからぬ熱のこもったコメントを贈った。

「ジャンプフェスタ 2024」ステージイベント

バレーボールの試合に倣って、第1セットと称し最初に行われた企画は、冒頭で説明のあったジャンフェスリングと連動して行う「ARバレー」だ。ARで画面からバレーボールが打ち込まれ、オーバーハンドパス、つまり万歳ポーズでボールをつなぐと、来場者が着用しているジャンフェスリングが光を放つという演出が見られた。観客は息を合わせて体を動かすなど大いに盛り上がりを見せ、早くも会場が一体となった。

続く第2セットでは、それぞれが「最強コンビ」を演じる二組の出演者たちによるクイズ&トークコーナーがおくられた。“キャラが最強なら声優陣それぞれも最強コンビに違いない!”ということで、キャストの絆を確かめるためそれぞれのコンビに劇場版にまつわるクイズが出題される。

アフレコを終えてから初めての公の場となった本イベント。先攻・音駒コンビの第一問は「音駒・孤爪研磨役の梶が、アフレコで最も苦労したシーンはどこでしょう?」という問題に、本人である梶と、中村が回答した。二人が一斉に答えを書いたフリップを裏返し、中村は試合のシーンを挙げた。「気持ちは前のめりだが、研磨というキャラクターを演じるうえでは感情を抑えながら演じなければいけなかったところが難しかったのではないか」と推測する。気になる梶本人の回答も「試合のシーン」とシンプルな答えだ。研磨の目線でコートの中にいるような体験ができるシーンは、息を入れ続けるのが難しかったけれど注目してほしいシーンだと語った。熱い思いが一致したということで、問題は大正解となった。

「ジャンプフェスタ 2024」ステージイベント

その後、アフレコで苦労したエピソードを聞かれると、中村は、長時間にもおよぶアフレコを振り返り「合宿のような一体感が生まれた。疲れ切った我々役者陣とキャラクターがリンクし、烏野・音駒関係なく一体感が生まれたと思う。あの時だからこそ生まれたシーンもあって、久々に良い経験をさせてもらえた」と述べる。
続いて石川は、「ハイキューならではなのですが、メンバーが多い中での試合中のマイクワークが大変で、同時にとても懐かしく、楽しかった」と振り返った。村瀬は、研磨と初めて出会ったシーンを録りなおしたことを挙げ、周囲の人々の後押しのおかげで自信が生まれたが、9年振りに当時の声を出すのは難しかった、と話した。

「ジャンプフェスタ 2024」ステージイベント

続いて第二問は、後攻・烏野チームの番だ。「今回の劇場版で、烏野・日向翔陽役の村瀬歩が一番気に入っているセリフは何でしょう?」という質問に、村瀬と石川が回答する。石川が「今回日向はたくさんの名言を言っている」と頭を抱えながらも、村瀬の答えは一同納得の「点を獲るのに近道はない」のチョイスだった。石川の回答は意外な「スパイクの息」。『ゴミ捨て場の決戦』は、日向の今までの試合との気合の入り方が全然違ったので、(村瀬が)アドリブにも力を入れているように感じ、あえてここを選んだと答えた。村瀬の回答とつながる部分があるということで、こちらの問題もとりあえず正解となった。

「ジャンプフェスタ 2024」ステージイベント

その後、中村は事前にメモしてきたという「ツッキー最近のバレーはどうだい?」を挙げた。掛け合いならではの熱のこもった月島蛍役の内山昂輝の演技がとてもよかったと、原作の展開とリンクするような役者同士の交流も垣間見えた。
梶は深くは言えないと前置きをしつつも、研磨が「バレーボール楽しいな」と感じたところの表情と黒尾との幼少期に注目をしてほしいと語る。石川は「Aパスいらねぇっすよ!」という「王様」と呼ばれた影山が、チームメイトとの信頼関係の構築を感じさせるセリフを挙げた。キャラクターそれぞれの成長を感じられるセリフの数々に、ファン大満足の結果となった。

最終問題は烏野チーム、音駒チーム合同で「このシーンは見逃さないで!」と思うシーンをそれぞれピックアップした。中村は劇場版において貴重な日常シーンを挙げ、「アニメ版では未だ描かれたことのなかった音駒メンバーたちの日常にも注目してほしい」と語った。梶は研磨の「目つき」をチョイス。今まで見たことのないような研磨の人間味あふれる真剣な表情は必見と回答する。
石川は別日に行われた応援シーンのアフレコに参加したという裏話を明かし、音駒・烏野両校による応援団の歌や、応援シーンの音響周りにも制作陣のこだわりが詰め込まれていると語った。村瀬は、サーブの強さを筆のタッチを変えて表現するなど、アニメーションにするにあたっての満仲監督によるアイディアの豊富さと表現の巧みさを挙げた。

最終の第3セットでは、劇場版の初出し情報が発表された。最新予告が公開されるとの発表に会場のファンたちは期待に胸を膨らませるが、最新予告は「伊達の鉄壁」ならぬ「ジャンフェスの鉄壁」に守られすぐには見られない状態だった。
ここで、先ほど練習したARバレーの成果を見せる時がやってきた。会場、そしてオンライン配信でイベントの様子を見ている全国津々浦々のファンとも一緒に「ジャンフェスの鉄壁」を打ち砕くべくキャスト一同が観客を煽っていく。応援の甲斐あって鉄壁は砕かれ、ついに最新予告映像が公開されると、この日一番の歓声が沸き上がった。

そして予告内では本作の主題歌が、これまでも数々の『ハイキュー!!』作品を担当してきたSPYAIRの書き下ろし楽曲「オレンジ」であることが明らかになった。1期のオープニングで「イマジネーション」、2期のオープニングの「アイム・ア・ビリーバー」、そして4期エンディング「One Day」と今まで3度も楽曲を担当してきたシリーズおなじみのSPYAIRを迎え、最強の布陣となった。
さらに、SPYAIRからのメッセージVTRも公開され、「バレーボールの根幹である『繋ぐ』のように、我々SPYAIR の楽曲も前作品から未来に向かって繋がれていくような作品となっています!」という熱のこもったコメントが寄せられた。

続けて原作者・古舘春一による描きおろしビジュアルも公開された。この描き下ろしビジュアルは、入場者特典として配られる豪華小冊子「ハイキュー!!33.5 巻」の表紙を飾るほか、これを用いたムビチケ型前売り券の発売が決定したこともあわせて発表となった。

『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』入場者プレゼント

さらに、丸ごと一冊『ハイキュー!!』づくしの本となる「ハイキュー!!Magazine」の発売決定情報の発表では、日向と影山の「現在(いま)」の姿に注目の描き下ろしカバーのデザインも初お披露目。この「ハイキュー!!Magazine」には、古舘監修による選手たちの「現在(いま)」に迫るインタビューなどの特集記事が掲載されるほか、特別付録やスピンオフマンガ、ショーセツバン!!も収められる。
加えて「劇団ハイキュー!!」より、今年8月に上演された須賀健太演出の旗揚げ公演のU-NEXT豪華特典付き購入作品が、12月16日から販売開始となることも発表された。


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そして様々な情報が公開された第3セットの締めくくりには、古舘より届いたメッセージイラストが紹介された。冬の装いの日向と影山からの「カゼ引くなよー!」のメッセージが入ったイラストにはファンも興奮を抑えきれない様子を見せた。

イベントの最後には登壇キャストがそれぞれに、本作への熱い気持ちをアピールする。石川は「本日公開された予告を何度も見て気持ちを高め、何度も劇場に足を運んでほしい」、梶は「予告を見ていただければ、どれだけ制作陣の気合が入っているかがわかると思う。公開を楽しみにしてほしい」、中村は「鉄朗役の中村です。多くは語りません!来年劇場でお会いしましょう!」とコメント。ラストには村瀬が「アフレコも終わり、今プロダクションI.Gさんが一生懸命頑張ってくれていると感じました。2月16日、ぜひ劇場へ足を運んでください!」と想いを語ると、会場はこの日一番の大きな拍手に包まれた。

「ジャンプフェスタ 2024」ステージイベント

ここで第3セットまで続いたこの日のイベントは終了の時間を迎えた。ラストは村瀬の音頭で会場一体となり、本作でおなじみとなっている「おつかれしたっ!!!」の終了の挨拶で、大盛り上がりのステージの幕が閉じられた。


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『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』
◆原作:「ハイキュー!!」古舘春一(集英社 ジャンプ コミックス刊)
◆監督・脚本:満仲勧
◆キャスト:
村瀬 歩 石川界人 日野 聡 入野自由 林 勇
細谷佳正 岡本信彦 内山昂輝 斉藤壮馬 増田俊樹
名塚佳織 諸星すみれ 神谷浩史 江川央生
梶 裕貴 中村悠一 立花慎之介 石井マーク ほか
◆公開:2024年2月16日(金)全国公開
◆アニメーション制作:Production I.G
◆配給:東宝
(C)2024「ハイキュー!!」製作委員会(C)古舘春一/集英社

《仲瀬 コウタロウ》
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