SCANDAL、新レーベル設立1年を経た2020年の意気込みは?【「C3AFA Singapore 2019」バックステージインタビュー】 | アニメ!アニメ!

SCANDAL、新レーベル設立1年を経た2020年の意気込みは?【「C3AFA Singapore 2019」バックステージインタビュー】

2019年11月29日から12月1日まで開催された東南アジア最大級のアニメイベント「C3AFA Singapore 2019」。ここでは、アニソンライブ「I LOVE ANISONGコンサート」1日目に出演したSCANDALのインタビューをお届けする。

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2019年11月29日から12月1日まで開催された東南アジア最大級のアニメイベント「C3AFA Singapore 2019」。ここでは、アニソンライブ「I LOVE ANISONGコンサート」1日目に出演したSCANDALのインタビューをお届けする。

■シンガポールのファンは「音楽を楽しむ空間づくりが自由」


HARUNA:セットリストは「C3AFA」ならではの曲になるよう意識しました。アニメ主題歌の楽曲をたくさん持ってきたんですが、特にアニメ『鋼の錬金術師 FULL METAL ALCHEMIST』のエンディングテーマ『瞬間センチメンタル』の盛り上がりがものすごかったです。サビをみなさんに歌ってもらったんですけど、完璧でした。

TOMOMI:日本でもまだ披露したことのない新曲にも盛り上がってもらえましたし、来年5月にツアー(SCANDAL WORLD TOUR 2020 “Kiss from the darkness”)でシンガポールに帰ってくるのが楽しみになりました。

MAMI:アニメの主題歌が好きな方はもちろん、日本のバンドや音楽自体がお好きなお客さんが多かった気がします。
シンガポールのファンの皆さんは、自分たちの音楽を楽しむ空間づくりがすごく自由。自分なりに楽しむことができる能力がすごいですし、数年前と比べてノリ方がだんだん進化してきている気がします。

RINA:シンガポールでライブをできることを楽しみにしてやってきたので、来れて本当に良かった。初めて私たちのライブを見てくれた人も多かったでしょうし、今日を機にSCANDALのワンマンライブや日本でのライブに足を運んでくれたら嬉しいですね。

――シンガポールでの観光や食事などは楽しめましたか?

TOMOMI:ライブ前にみんなで……。

HARUNA:ガーデンズ・バイ・ザ・ベイに行きました。

RINA:何回かシンガポールには来てるんですけど、まだ行けてなかったんです。

MAMI:これまではチリクラブを食べに行ったりとか、チキンライスを食べたりはできていたんですけどね。

TOMOMI:めちゃくちゃ感動しました! あとは今日、ライブ終わった後はご飯を食べに行けるのかな? 楽しみですね。

■第ニフェーズのSCANDALをお楽しみに



――今回のイベントの魅力を教えてください。

RINA:「C3AFA」はライブだけじゃなく、グッズコーナーもあわせて楽しめるのが特徴的。ライブもなかなか見られない組み合わせのアーティストが続くので、それも魅力ですね。
私たちのワンマンライブではよく半ば野外状態のステージでやらせてもらうんですけど、スコールが降ってくるのも自然の演出でシンガポールならでは。帰りの夜景も最高です。

TOMOMI:現地ファンの方は日本のファンに負けないぐらい、それぞれの作品を愛していることが伝わってきました。そういう方が何よりも楽しめる場所だなと感じました。

MAMI:シンガポールの方は、新しい作品だけでなく昔からの名作もよく知ってくれているんです。例えば『ゲゲゲの鬼太郎』は私たちが子供の頃から親しんでいるアニメですけど、同じくらい現地の人も身近に感じてくれているのが嬉しい。「C3AFA」で初めて知ることも多く、改めて日本のアニメについて学べる場所でもありますね。

RINA:昨日、リハーサルで準備中のブースをHARUNAと見に行ったんですけど、歩いているだけで楽しかった。出張で執事喫茶があって驚きましたし、ドリンクを見て「こっちでもタピオカ流行ってるんだ!」と日本との共通点を見つけて嬉しくなりました。

――最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。

MAMI:新しいレーベルを立ち上げて約1年経ち、2020年2月に新しいアルバム『Kiss from the darkness』をリリースします。自分たちらしい生き方を楽曲にしていける、第二フェーズのSCANDALを楽しみにしてもらいたいですし、日本のカルチャーをこのようなイベントでもどんどん発信していけたら。アニメとは、切っても切れない良い縁だと感じています。

RINA:13年間、一度も止まらずに4人で音楽を続けて来られたのは、インディーズ時代の海外ライブでお客さんが自分たちのスタイルを気に入ってくれたことがスタートになっている気がします。
海外でのライブは自分たちもとても大事にしていますし、これからも変わらず続けていきたいです。海外で戦って得たものを音楽に変換して、日本にも還元していけたらと思っています。これからもSCANDALのいろんな活動を楽しんでください!

HARUNA:新レーベルを立ち上げて初めてリリースするアルバム『Kiss from the darkness』は、サウンドも歌詞もたくさん挑戦しています。13年やってきても新しいことにチャレンジできることに喜びを感じていますし、まだまだいろんなことをやろうとしていることに気づいてもらえるはず。「聞いている人の背中を押したい」と思いながら作っていったアルバム。日本と海外でのライブ、ワールドツアーを経て、もっともっとカッコよくなって帰ってきたいです。

TOMOMI:アルバムを出すごとにワールドツアーをさせてもらっているんですが、世界中で演奏するたびに自分たちでも1曲1曲への理解度が深まっていくような気がします。それはすごく大きな意味のあること。
世界中でライブをやって、日本に帰ってきて演奏した曲がどんどん成長していくことが、毎回ツアーをする楽しみでもあります。

新しいアルバムの成長もワクワクしています。今日の新曲披露であれだけ盛り上がってくれて手応えを感じましたし、シンガポールに帰ってきたときどれくらい大きくなっているか楽しみに待っていてほしいです。

>そのほか「C3AFA」バックステージ取材記事はコチラ

撮影=乃木章
取材協力:C3AFA Singapore 2019
《animeanime》
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