■隊長、鬼の首領、小説家、自動人形まで個性的な攻略キャラが勢ぞろいタカロクちなみに推しキャラは誰ですか?こんた皆好きだから誰か突出してるっていうのがないんですよね(笑)タカロク私も似たような感じですが、強いていうなら村雨さん(里谷村雨)でしょうか。演じられてる安元洋貴さんが好きというのもあって。あとは虎(本条政虎)が…。こんた虎はずるい!本当にずるい!!タカロク虎はヒーローでしたよね。今までの『遙か』シリーズは、攻略キャラが思い悩んでいるところを一緒に解決するみたいな話が多かったんですけど、虎は一貫して梓ちゃん(高塚梓/主人公)のヒーローでいてくれたので、プレイヤーとしても胸が熱くなりました。こんた虎は梓ちゃんを背負える、力強い人でしたね。でも最初は結構「ええっ?!」みたいなところから始まるじゃないですか。最悪の印象から始まって、最後がずるい…。「お前にだったら梓ちゃんを嫁にやってもいい!」ってなっちゃう。恋愛的にもなかなかに計算高くて、周りから固めていくのも頭いいなって(笑)タカロク少年漫画のようなお風呂でばったりイベントとか、『遙か』では珍しいタイプです。梓ちゃんが“神子”じゃなくてと“女の子”のままでいられたのは虎かなと思います。こんた個人的に秋兵さん(片霧秋兵)は、かなり序盤から梓ちゃんの旦那様って感じが出ていて「いつ結婚してもおかしくないな」って印象でした。タカロクまさに攻略キャラって感じですよね。最初から好意を示してくれて、色々な困難を乗り越えて恋愛関係になるっていう。まいたこネオロマンスシリーズは乙女ゲームの典型的なキャラってあまりいませんよね。皆、使命みたいなのを帯びてるし。こんた秋平さんは帝国のお偉いさんがお父さんっていうお金持ちのお坊ちゃまですし、恋愛対象としての立場は申し分ない。女性のエスコートとか、ちょっとした所作にも育ちの良さが滲み出ていて眩しかったです。まいたこ育ちの良さは感じさせるけど、あからさまではないですよね。ネオロマンスシリーズ全体的に言えるけど、キャラに品の良さがあります。ヒロインに対してアグレッシブにアピールするキャラでも、奥ゆかしさがあるというか。壁ドンとかキスとかばかりじゃなくて、そっと隣に寄り添うだけでも良いんですよ!タカロク分かる…次はルード(ルードハーネ)について。ストーリーではお互いの手が触れてドキッとするとか、意識し合っているのがありありと伝わってきて…すごくピュアで「まさに乙女ゲームだ!」と(笑)本人のルートももちろん良いんですけど、他のルートでも良いポジションでした。とくにダリウスのルートでは拍手を送りたい!こんた家事全般が得意なキャラなのは分かってましたけど、あそこまでやるとは思いませんでした(笑)タカロク別ルートで他のキャラクターの一面が垣間見えるというのも、シナリオの濃い『遙か』シリーズならでの面白いところですね。ちなみにダリウスはどうでした?頼れる大人かと思ったら、精神的には幼い人だったかなと。こんた独占欲が強かったですね。最初は鬼の首領として皆に頼られているという感じだったのに、それこそ段々と“仮面が剥がれていく”とでも言うか。梓ちゃんがいたからこそ見えてきた部分なんでしょうけど、少しずつ印象が変化していくのは面白かったです。とはいえ、まさか最後に梓ちゃんが王子様のようになるとは。まいたこ女の子が強い『遙か』シリーズならではとも言えるエンディング。タカロクそう思うと、最初と最後の印象が1番変わったのはダリウスですね…逆に、見た目が少年のルードとかコハクは大人ですよね。コハクは本当に良い子で、幸せになってほしいなと思いました。こんたコハクは記憶を失った経緯とか、背負っているものが重かったですよね。笑い方が可愛くて、明るい少年らしさはありつつも根は大人びていた気がします。色々と苦労もあった分、これから幸せを願わずにはいられないキャラでした。梓ちゃんへのアプローチは比較的強いほうでしたけど、やっぱり「おれの女神様♪」っていうのはずるいですね。生活力もありそうなので、パートナーとしても安心して梓ちゃんを任せられると思います。タカロクでは、九段(萩尾九段)はどうですか?こんた立場的にもっと固いキャラかと思ったんですが、世間知らずゆえの幼さみたいなものが残る感じだったのは意外でした。やっぱりアイスクリーム好きの印象が強いのかな。千代ちゃん(駒野千代)との絡みも多かったせいか、梓ちゃんと3人で並ぶと完全に女子会(笑)タカロク星の一族って今までだと個性的すぎるというか、アクの強いキャラという感じでしたが…そんな中で今回は甘味好きのふわふわ系という九段さんがやってきて…声が四反田マイケルさんなので、『遙か5』のアーネストとのギャップもありましたね。こんた有馬隊長はどうですか?まいたこ私はこうしたメインの立ち位置にいるキャラクターから攻略して、『遙か』の世界に足を踏み入れる準備をしてから他のキャラを進めるんですよ。本当に『遙か』の世界観を体現しているキャラだと思います。こういう中心的な人物をあえて最後までロックする乙女ゲームもありますけど、彼は「とりあえずやってほしい!」という立ち位置でした。あんまり恋愛的なコメントじゃないですけど(笑)タカロクある意味一番『遙か』らしいキャラでしたね。村雨さんはどうでした?『遙か』シリーズに必ずある、鍵となる部分を担っていた人でしたが。まいたこ村雨さんはビジュアルがストライクだったので、最後まで大事に大事に取っておきました。こんた勢力としてみても、鬼側なのか帝都側なのか、どっちなのかはっきり分からないミステリアスな部分も惹かれました。そういうのも、大人のキャラだからこそなせる気がします。色々なことを経験してきたからこそ出せる厚み、みたいな。タカロク起承転結の中でも、他のキャラと比べて“転”が多い人ですよね。さらに『遙か』シリーズの攻略対象では最年長という。ただスチルはピュアなものが多い気がしました。電車とか、お祭りのハプニングとか…。そう思うと、『遙か6』では一般的には王道だけどあまりシリーズ内では見なかった展開が多かったですね。こんた続編の『幻燈ロンド』では、新たな攻略キャラクターとして下野紘さん演じる萬が加わりましたね。男とか女とか関係なく、一度でいいから誰かに「御主人(マスター)」って呼ばれてみたい、みたいな欲望にも応えてくれる…。まいたこ『遙か』に今まであまりいない生い立ちのキャラで、新しかったですね。タカロクファンディスクだからこそ追加できたご褒美のようなキャラかなと。下野さんは『遙か5』にも桐生崇という役で出てましたけど、かなり可哀想なキャラだったので…。こんた声優さんのファンとしては、攻略キャラでの登場は嬉しいですね。(次ページ:幾多の女性ユーザーを引き込んだ乙女ゲームの決定版『遙かなる時空の中で3』)
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