「遙かなる時空の中で」が愛され続ける理由は? その魅力を”乙女”たちがとことん語りつくす! | アニメ!アニメ!

「遙かなる時空の中で」が愛され続ける理由は? その魅力を”乙女”たちがとことん語りつくす!

乙女ゲームを愛する編集部とライターが『遙かなる時空の中で』について座談会を実施。『遙か6』シリーズや『遙か3 Ultimate』を中心に熱く語り合った。

コラム・レビュー
注目記事
「遙かなる時空の中で」が愛され続ける理由は? その魅力を”乙女”たちがとことん語りつくす!
  • 「遙かなる時空の中で」が愛され続ける理由は? その魅力を”乙女”たちがとことん語りつくす!
  • 「遙かなる時空の中で」が愛され続ける理由は? その魅力を”乙女”たちがとことん語りつくす!
  • 「遙かなる時空の中で」が愛され続ける理由は? その魅力を”乙女”たちがとことん語りつくす!
  • 「遙かなる時空の中で」が愛され続ける理由は? その魅力を”乙女”たちがとことん語りつくす!
  • 「遙かなる時空の中で」が愛され続ける理由は? その魅力を”乙女”たちがとことん語りつくす!
  • 「遙かなる時空の中で」が愛され続ける理由は? その魅力を”乙女”たちがとことん語りつくす!
2000年にプレイステーション向けに発売されて以降、今なお多くの女性を虜にする恋愛アドベンチャーゲーム『遙かなる時空の中で(以下『遙か』)』シリーズ。2016年12月22日には『遙かなる時空の中で6』の続編となるPS Vita用ソフト『遙かなる時空の中で6 幻燈ロンド』が発売し、『遙かなる時空の中で3』を究極の形で蘇らせたPS Vita用ソフト『遙かなる時空の中で3 Ultimate』も2017年2月23日に発売を予定している。
異世界に召喚された現代の女子高生が「神子」となり、「八葉」と呼ばれる男性達と共に戦い、恋に落ちる過程を描いた本シリーズ。物語の舞台は作品ごとに異なる過去の日本によく似た世界で、『遙か3』は平安時代、『遙か6』は大正時代がベースで、ときには実在した人物が攻略キャラクターとして登場することも。思わずときめいてしまう素敵なキャラクターや重厚な世界観、心に深く寄り添うストーリーなどが長くファンに愛され、ゲームに留まらずコミカライズやアニメ化、舞台化など多彩な展開をみせている。

そんな本シリーズの魅力について、乙女ゲームを愛する編集部とライターが座談会を実施。アニメ!アニメ!編集部のタカロク、ライターのまいたこ、こんたの3人が、池袋・ナンジャタウンで開催している「遙かなる時空の中でinナンジャタウン」で『遙か6』シリーズや『遙か3 Ultimate』を中心に熱く語り合った。
[取材・構成:こんた]

■シリーズ初心者にオススメしたい!大正時代を思わせる『遙か6』シリーズ

タカロク
こんたさんは『遙かなる時空の中で』シリーズは『遙か6』から入られたんですよね?

こんた
はい、「ハマったら絶対まずい!帰って来れない!」って思っていたのと、シリーズが長いのでどこから入ろうかずっと迷ってたんです。でも実際に遊んでみるとどのタイトルから遊んでも全く問題ないのが分かって…もっと早く触っておけばよかった。

まいたこ
『遙か』はシリーズごとにキャラクターも世界観も全然違いますから、どこからでもすっと入っていきやすいですよね。でも『遙か6』は、確かに入口として丁度いいタイトルかもしれません。

タカロク
今までのシリーズを遊んだプレイヤーとしては『遙か6』の主人公が「黒龍の神子」というのが衝撃でした。黒龍の神子って怨霊を浄化する能力もないし、主人公に据えてどうするんだろうと…。でもそれを上手く『遙か』らしく完成させたのが『遙か6』だと思います。それと、どんどん自分達の時代に迫ってきているなあというワクワク感がありました。

こんた
『遙か6』は世界観もそうですが、それぞれのキャラクターが胸の内に抱えているものも現代に通じるものがあったかなと。例えば「主君に命を懸ける」みたいなレベルだともう次元が違いますけど、自由というものや立場について悩むとか、今の時代でも共感しやすい部分が多い気がしました。

まいたこ
全体的にですが、『遙か』シリーズはシナリオがすごくしっかりしていて、歴史的な部分や戦闘とか、恋愛以外の要素もすごく作り込まれていますよね。
『遙か6』の続編『遙か6 幻燈ロンド』は本編の恋愛で足りない部分を補完するというものじゃなくて、キャラクターそのものをもっと好きになるための作品でしたね。恋愛エピソード以外もちゃんとやってて、ファンディスクとしてすごく嬉しい内容でした。


タカロク
FDと言えば、最初に「ハネムーンBOX」を聞いた時、あまりにもインパクトが大きすぎるパワーワードに「どうしちゃったの?!」と思いました。

こんた
イベントで発表された時の絶叫やらどよめきはすごかったですね。「ハネムーン?!」って。

タカロク
他の時代では「ハネムーン」って単語は出てきませんからね(笑)

こんた
昔の時代じゃないと出来なかったこともあれば、現代に近づいてきたからこそ出来るようになった新しい試みがある。シリーズを通してみると、なかなか面白い部分ですね。あと、背景ビジュアルがすごく素敵だなと。時代も感じさせながら今らしさもあって、『遙か』の世界をすごく緻密に、丁寧に表現してる。

タカロク
メニュー画面のシルエットもすごくオシャレですよね。レトロというかモダンというか、時代にあったモチーフの使い方が上手い。

こんた
蝶のモチーフがすごく可愛いですよね。あとBGMも、ちょっと恐ろしいようなイメージもありつつカッコイイ。

タカロク
あと『遙か』の音楽って素晴らしいですよね!とくにオープニングが印象的で『遙か6 幻燈ロンド』も鳥肌が立ちました。楽器の音色の奥行きがすごい。音楽の良い乙女ゲームは他にもありますけど、ここまで力を入れているのは、歴史大作ゲームの多いコーエーさんならではな気がします。

まいたこ
キャラ紹介だけじゃなくて、短い時間で世界観とかまでしっかり表現されている良いオープニングだと思います。起動する度につい何回も見ちゃいますね。

(次ページ:鬼の首領、小説家、自動人形まで個性的な攻略キャラが勢ぞろい)
《こんた》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集