実写映画『鋼の錬金術師』のティザービジュアルが公式サイトにてお披露目された。新年を記念した特別コンテンツ「ハガレンみくじ」の実施や、原画展「鋼の錬金術師展」の開催も決まり、2017年12月のロードショーを盛り上げていく。ティザービジュアルには蒸気に包まれた駅構内でエドワードとアルフォンスの二人が映し出されており、冒険のはじまりを暗示する1枚となった。強大な敵と対峙したイメージカットもあり、大迫力のアクションを予感させる内容だ。イタリアの街で撮影されたティザービジュアルからは、世界観そのままの空気を感じることができる。曽利文彦監督は海外ロケの理由について「イタリアに行きたかった一番大きな理由が機関車です。原作を読んでいて、“機関車”がモチーフとして一番重要だと考えました。兄弟が旅をする話なので移動は全部機関車で移動していて、機関車が日本の機関車だとしっくりこないので西洋の機関車を求めて街を探しました」とコメント。「石畳の風景が欲しかった。日本に現代の石畳はあるが、年季が入った石畳を探すと西洋風の石畳はなく、最近のものだったりする。ある程度年季の入った石畳を探すと、ある面積を必要とするので機関車と石畳を探しました」とこだわりを明かす。そして「映画監督として、日本が世界に誇る名作『鋼の錬金術師』を実写映画化できるなんて本当に幸せです。10年もの長い期間、この映画のために開発を続けた映像技術を全編に駆使して、邦画の新しい可能性に挑戦したいと思います」と作品への意気込みを語った。原作者の荒川弘も「『作品は自分の子供』とよく言われますが、原作が子供ならそこから派生した作品は可愛い孫のようなものです。この度ドラマCDやアニメやゲーム等に加えて実写映画という孫が増えました。完成までまだしばらくありますが、今度の孫はどんなやんちゃを見せてくれるのかな~と楽しみにしています!」と映画化についてメッセージを寄せた。公式サイトでは「ハガレンみくじ」を展開中。新年の運試しをできる。さらに2017年秋に史上初の大規模原画展「鋼の錬金術師展」の開催も決定した。詳細は後日発表される。2017年の「ハガレン」イヤーを盛り上げる多彩な企画にファンの胸が高まる発表となった。映画『鋼の錬金術師』2017年12月全国ロードショー(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会
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