米林宏昌監督最新作「メアリと魔女の花」ダイナミックな動きが魅力の“動”の劇場アニメ | アニメ!アニメ!

米林宏昌監督最新作「メアリと魔女の花」ダイナミックな動きが魅力の“動”の劇場アニメ

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『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』で知られるスタジオジブリ出身の米林宏昌監督による最新作『メアリと魔女の花』(メアリー・スチュワート原作)が2017年夏に公開される。

12月14日に行われた記者発表には米林監督と、同じくスタジオジブリ出身のプロデューサー 西村義明が登壇した。『メアリと魔女の花』の制作は米林監督と西村プロデューサーが2015年に設立したスタジオポノックが行う。

西村プロデューサーは映画について、もともと米林監督はケレン味のある動きを描くのが得意なアニメーターで、『崖の上のポニョ』『ハウルの動く城』でその能力をいかしたカットを担当した。一方、アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされた『思い出のマーニー』では繊細な表現にも長けていることも伝えられたという。
受賞を逃した際、授賞式会場で米林監督と西村プロデューサーの間で「映画をもう1本作ろう」と改めてお互いの気持ちを確認。その後、長編アニメーション制作のためスタジオポノックを設立するに至った。

また、アニメーション映画は、子供が人生で初めて鑑賞する映画であることも多い。これについて西村プロデューサーは「たとえばピクサーなら、ジョン・ラセターの意思を継ぐ作り手がたくさんいるとアカデミー賞授賞式で気づいた。同時に“日本国内はどうか?”とあせりも覚えた」。これが「子供向けに『魔女の宅急便』をもう一度やろう」と考えたきっかけのようだ。
加えて『思い出のマーニー』は“静”の作品だったが、『メアリと魔女の花』は元気な女の子がダイナミックに画面を動き回る“動”の作品になる予定だと話した。

「ジブリ解散後に今後どうしていきたいか。不安もあったけれど新しく0からスタートしたほうが、作りたいものが作れるのではないかと思った」と米林監督。『思い出のマーニー』の制作後に今後どうするか考えた時も、またアニメーション映画を作りたいという意思は強かったと振り返った。

『メアリと魔女の花』の脚本は『かぐや姫の物語』の脚本も担当した坂口理子。音楽は『思い出のマーニー』でも音楽を担当した村松崇継。キャスト、ストーリーなどの詳細は今後明らかになる。
《川俣綾加》
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