新海誠監督、「野田の歌詞に最後の後押しをしてもらった」とTIFF2016で『君の名は。』を語る | アニメ!アニメ!

新海誠監督、「野田の歌詞に最後の後押しをしてもらった」とTIFF2016で『君の名は。』を語る

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新海誠監督、「野田の歌詞に最後の後押しをしてもらった」とTIFF2016で『君の名は。』を語る
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10月25日より開催中の第29回東京国際映画祭(TIFF2016)で、10月27日、映画『君の名は。』の上映とQ&Aが行われた。日本映画の持つ大きな可能性と意欲を国内外に発信する部門「Japan Now」の一作品としてTOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン1で上映されたものだ。
Q&Aに登壇したのは新海誠監督と主題歌・劇伴を担当したRADWIMPSの野田洋次郎。MCを「Japan Now」プログラミング・アドバイザーの安藤紘平が務めた。

新海監督と野田が揃ったことで、本作における劇伴の関係に関する話が多く述べられた。新海監督は、まずそれまでの作品で多く用いられてきた”モノローグ”部分を野田の歌に任せたのだと打ち明けると、野田は照れたように「マジすか」と呟いた。野田は当初、言葉よりも劇伴をメインに考えていたことを振り返り、新海監督との度重なるやりとりの中で「歌モノがほしい」という強い要望から、歌作りにとりかかったという。
しかし、野田自身は「歌の言葉が映画を邪魔するのでは」という思いを常に持ちながらも、新海監督の強い意志に後押しされる形で、特に『前前前世』は「攻めきってやろう」という意気込みで楽曲制作を進めたと語った。音楽制作の作業については「インスト曲を作っていた時の方が楽しかったです」と打ち明ける場面も。非常に高いクオリティーの劇伴、歌を今回制作した野田ならではのコメントに新海監督のみならず、会場からも笑いがこぼれた。また、野田は「瀧と三葉の二人が非凡な恋愛をしていて、それを間近で見て、その恋愛を追体験しながら詩を作っていきました」と、本作における作詞の制作状況を明かした。

会場からは「終わり方は決めていたのか」という質問が寄せられた。新海監督はあらかじめ決めていたとした上で、野田の作った『なんでもないや』の中にある「もう少しだけくっついていようよ」という歌詞から、「ほんの少しのキセキで終わらせてもいいという確信が持てました」と制作当時をふり返り語り、「それは、みんなが常に持っている願いではないかと思ったんです」と続けた。

野田は「音楽に合わせてシーンを組み替えたり尺を合わせたりしてくれたおかげで、一緒に作っていると感じさせてくれました。だからこそ、楽曲制作もこだわり続けて、先に光が見えた時にはそこに辿り着くことができました」とまっすぐ語り、締めくくった。

『君の名は。』は10月24日の時点で興行収入164億円を突破する異例の大ヒットを記録している。この数字は邦画歴代5位であり、この勢いはまだ衰えそうにない。
《細川洋平》
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