「聲の形」公開6週目で興行収入19億円超え 35mmフィルムの再配布が決定 | アニメ!アニメ!

「聲の形」公開6週目で興行収入19億円超え 35mmフィルムの再配布が決定

2016年9月17日より公開中の『聲の形』が、公開6週目に突入した週末でさらに動員を伸ばし、興行収入が19億円を突破したことが明らかになった。これを記念した35mmフィルムの再配布も決定し、11月5日より入場者にプレゼントされる。

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2016年9月17日より公開中の『聲の形』が、公開6週目に突入した週末でさらに動員を伸ばし、興行収入が19億円を突破したことが明らかになった。これを記念した35mmフィルムの再配布も決定し、11月5日より入場者にプレゼントされる。

『聲の形』は、宝島社「このマンガがすごい!2015」のオトコ編で第1位を獲得し、第19回「手塚治虫文化賞」の新生賞にも輝いた大今良時の少年マンガを原作にしている。元ガキ大将ながら“ある出来事”で孤立している石田将也を主人公として、小学生時代にすれ違い、分かり合えないままだった少女・西宮硝子との再会からはじまる、「いま」に向き合う少年少女を描いた作品だ。今まで距離を置いていた同級生たちと触れ合うことで、止まっていた時間を少しずつ動かそうともがく等身大の姿が、さまざまな世代からの共感と感動を呼んでいる。

日本アカデミー賞・優秀賞を獲得した『映画 けいおん!』でも監督を務めた山田尚子の指揮のもと、数々の優れた作品を輩出し続けている京都アニメーションによって制作された本作だが、10月23日時点での動員は1,464,305人を数え、1,913,451,500円もの興行収入を記録している。全国120館での公開ながら、異例の大ヒットといえそうだ。
この反響の大きさを記念して、公開第3週目にも入場者プレゼントとなっていた35mmフィルムの再配布が決定した。いまやアニメ映画の劇場公開時にはおなじみとなっているフィルムの特典だが、同じカットが存在しないというレアリティからグッズとしての人気が高く、インターネットを中心にした入手カットの“報告会”は、大きく盛り上がることが恒例だ。

年内はさらに上映が続くという本作だが、人気のフィルム特典の再配布ということで、次なる大台の突破も時間の問題となりそうだ。

『聲の形』
(C)大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会
《仲瀬 コウタロウ》
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