アニメ!アニメ!2016年秋アニメ特別企画!編集部やライターが1話を見た感想をストレートに約140文字で語ります。今回は10月7日深夜より放送の『ドリフターズ』です。島津勢の捨て身に縮み上がる1話。平野耕太氏の特徴ある絵柄がそのままアニメになっており、ファンにはたまらない仕上がりだろう。命がけで殿を務めた豊久が、信長とのやりとりの中で子を想う父の気持ちに触れる展開がニクい。中村悠一氏の薩摩弁も臨場感あふれる凄みがあり、手に汗握る合戦シーンだった。<キャプテン住谷>消息不明で没した古今東西の歴史的人物によるドンパチ。“最初からクライマックス”な展開が引き込んでくれる。影を効かせた平野耕太独特の絵柄を違和感なくアニメに落とし込んでいて、コミックリリーフとのメリハリが飽きさせない印象だった。与一のバランサーぶりが光る日ノ本トリオの今後に期待。<仲瀬 コウタロウ>すごーい、ごった煮だー…が、原作未読で素直な感想。本格戦国時代劇かと思ったら、あっちへ飛びこっちへ飛びそして異世界で字幕。時代も入り乱れ、さらに主役は方言男子。なんというてんこ盛り。これは…このまま進むなら、声優さんたちとっても大変そう。見てる側は、楽しくてしょうがないけれども。<雅や>合戦シーンは独特な絵作りで色味も面白い。絵柄の再現度がすごい、方言もすごい。腕も首も島津豊久も飛ぶこの凝縮された第1話。この濃ゆい時間が毎週来るのかと思うと恐ろしくてわくわくする。信長と与一も登場し、まだまだ個性的なキャラが今後も登場することを考えると、楽しみで仕方がない。<タカロク>【物語】関ヶ原の戦いで死地から抜け出し一人山中をさまよっていた島津豊久、降りしきる雨の中たどり着いた部屋で謎の男「紫」に出会う。問いただす間もなく石扉の向こうへ送り込まれ、異世界に辿りついてしまう。そこで既に流れ着いていた織田信長や那須与一と出会い、新たな戦場を駆け抜けることになる。【スタッフ】原作: 平野耕太(月刊 YOUNG KING OURS)監督: 鈴木健一シリーズ構成・脚本: 倉田英之脚本: 黒田洋介キャラクターデザイン・総作画監督: 中森良治美術監督: 舘藤健一(SEE THROU STUDIO)CGディレクター: 高江智之(株式会社ラッキーピクチャーズ)CGプロデューサー: 田中臥竜(FelixFilm)色彩設計: のぼりはるこ(緋和)色彩設計補佐: 長澤諒司撮影監督: 阿部安彦(レアトリック)編集: 廣瀬清志音響監督: 鶴岡陽太音楽: 石井妥師 松尾早人設定考証: 白土晴一筆字デザイン: 雪駄アニメーション制作: HOODS DRIFTERS STUDIO【キャスト】島津豊久: 中村悠一織田信長: 内田直哉那須与一: 斎賀みつき菅野 直: 鈴木達央ハンニバル: 青山 穣スキピオ: 家中 宏ブッチ: 小野大輔キッド: 高木 渉安倍晴明: 櫻井孝宏オルミーヌ: 古城門志帆カフェト: 西田雅一黒王: 楠 大典ジャンヌ・ダルク: 皆川純子ジルドレ: 乃村健次アナスタシア・ニコラエヴァ・ロマノヴァ: 北西純子ラスプーチン: 田中正彦土方歳三: 安元洋貴源九郎判官義経: 石田 彰紫: 宮本 充EASY: 伊藤かな恵シャラ: 間島淳司マルク: 続木友子マーシャ: 石塚さより