矢吹健太朗漫画賞が創設 「To LOVEる」の作者が審査委員長 | アニメ!アニメ!

矢吹健太朗漫画賞が創設 「To LOVEる」の作者が審査委員長

6月28日、マンガ家・矢吹健太朗が審査委員長を務めるマンガ賞「矢吹健太朗漫画賞」が創設された。すでに作品の募集がスタートしており、期間は9月30日までとなる。

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6月28日、マンガ家・矢吹健太朗が審査委員長を務めるマンガ賞「矢吹健太朗漫画賞」が創設された。すでに作品の募集がスタートしており、期間は9月30日までとなる。『To LOVEる -とらぶる-』などのラブコメディを送り出してきた人気作家がどのような作品を選ぶのだろうか。

「矢吹健太朗漫画賞」は週刊少年ジャンプ編集部が運営するマンガ投稿・公開サービス「少年ジャンプルーキー」にて創設されたマンガ賞である。審査委員長は矢吹健太朗が務め、大賞と準大賞受賞者にトロフィーを直接授与する。
投稿は6月28日から9月30日まで受け付けており、応募作品はすべて公開される。さらに7月29日には応募作品一覧コーナーがオープンし、毎週金曜日に投稿作品が更新していく。作品はラブコメディだけでなく、全ジャンルのマンガが応募可能となっている。
結果発表は11月から12月を予定しており、大賞、準大賞受賞者には「少年ジャンプ+」への掲載が確約される。賞金は大賞が50万円、準大賞が10万円、奨励賞が5万円だ。

審査委員長の矢吹は「何だか気恥ずかしいですが、ラブコメの審査員をさせてもらえるという事になりました」とコメントを発表。「最近はラブコメというよりなんか別物になりつつある漫画を描いてる僕ですが、ラブコメを描く上で重要だと考えている要素があります。それは主人公が読者の感情移入できる存在である事。どんなに魅力的なヒロインを描いても、主人公が読者に好かれない奴ではその恋を応援してもらえません。ヒロインだけでなく主人公もよく吟味して作ってください」と創作のポイントを挙げた。
「そしてラブコメと言っても世界観や人物設定は色々やれる可能性があると思います。新しい可能性を感じる作品、ドキドキする作品、切ない作品、どんな作品に出会えるか今から楽しみにしています!」と投稿者に向けてメッセージを寄せている。
[高橋克則]

「矢吹健太朗漫画賞」
募集期間: 6月28日~9月30日

(c)矢吹健太朗・長谷見沙貴/集英社
《高橋克則》
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