「時をかける少女」角川シネマ新宿で10周年記念リバイバル上映決定 | アニメ!アニメ!

「時をかける少女」角川シネマ新宿で10周年記念リバイバル上映決定

『時をかける少女』が今年で10周年ということで、リバイバル上映されることが決定した。

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筒井康隆原作で幾度となくメディアミックスが行われてきた傑作『時をかける少女』。そんな本作を『バケモノの子』などいくつもの名作を監督してきた細田守がアニメーション映画として世に放った作品が今年で10周年ということで、細田自身が手がけたデジタルニューマスター版の上映リバイバル上映されることが決定した。
期間は7月18日から29日まで角川シネマ新宿での限定公開だ。そして今回の上映に際し、新たな記念グッズもプレゼントされるようだ。

主人公紺野真琴は、理科実験室に落ちていたクルミをうっかり割ってしまったことがきっかけとなり、時間を飛び越えて過去に戻る力「タイムリープ」を手に入れる。何があっても大丈夫、また戻ればいいと何回でもリセットしていたがやがてかけがえのない時を知ることになるというストーリー展開だ。
原作から数十年後、原作のヒロインの姪が主人公とい設定で、細田が独自の世界観を作り上げている。

本作は公開当初は公開館数も全国で7館と小規模であったものの 8 ヶ月を超えるロングランを記録。最終的に上映館数は延べ 100 館を超えた。第 30 回日本アカ デミー賞最優秀アニメーション作品賞、第31回アヌシー国際アニメーション映画祭 長編部門特別賞など、国内外で数々の賞を受賞した。
テレビ初放送『バケモノの子』を記念して行われる “スタジオ地図2016 in Summer”と連動した企画となり、同作の金曜ロードショーでの放送をはじめ、『時をかける少女』のカフェが渋谷パルコで開催されたり、野外シネマ&スペシャル・ギャラリー 東京国立博物館にて開催されたりと様々な企画が連動しているので、そちらにも注目したい。

10年の「時をかけて」再びやってきた本作。公開10周年記念特製ポートレートも配布されるので、是非劇場に足を運んで欲しい。

○Blu-ray Disc
・発売巻数:全1巻
・発売日:2008年7月25日発売
・収録分数:本編約98分 +(映像特典約20分)
・価格:6,600円+税

(映像特典)
1.「映像特典集」(完成披露試写会舞台挨拶、劇場予告編、プロモーション映像、TVCF集)*DVD版と同内容
2.「アートギャラリー」*新規特典
3.「日本語字幕」*新規特典(DVDではWeb連動によるサービスでしたが、Blu-rayではDiscに収録します) 「時かけ同窓会」(オーディオコメンタリー)*DVD版と同内容
出演:細田守(監督)×仲里依紗(紺野真琴)×石田卓也(間宮千昭)×板倉光隆(津田功介)

(メインスタッフ)
製作:角川書店/アニメーション制作:マッドハウス
監督:細田守 代表作「デジモンアドベンチャー~ぼくらのウォーゲーム~」
原作:筒井康隆(角川文庫刊)
脚本:奥寺佐渡子 代表作「学校の怪談」
キャラクターデザイン:貞本義行 代表作「新世紀エヴァンゲリオン」
美術監督:山本二三 代表作「もののけ姫」「火垂るの墓」
音楽:吉田潔
配給:角川ヘラルド映画

(メインキャスト)
紺野真琴(声・仲里依紗)  間宮千昭(声・石田卓也)
津田功介(声・板倉光隆)  早川友梨(声・垣内彩未)
藤谷果穂(声・谷村美月)  紺野美雪(声・関戸優希)
高瀬宋次郎(声・松田洋治) 芳山和子(声・原沙知絵)

型番:KAXA-1100/2006年日本/本編約98分/カラー/Mpeg-4 AVC/日本語音声/
   Dolby TrueHD 5.1ch/DTSHD Master Audio/L-PCM 2ch/16:9ビスタサイズ/字幕/片面2層/

発売・販売:株式会社KADOKAWA 角川書店

(C) 「時をかける少女」製作委員会 2006
《尾花浩介》
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