「ノラガミ ARAGOTO」のキャスト集結 神シーン振り返りからオリジナル朗読劇まで | アニメ!アニメ!

「ノラガミ ARAGOTO」のキャスト集結 神シーン振り返りからオリジナル朗読劇まで

5月14日に千葉県文化会館でスペシャルイベント「ノラガミ ARAGOTO -MATSURIGOTO-」が開催。メインキャストが揃ったイベントが作品の人気をみせつけた。

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あだちとかのマンガを原作に2013年10月から放送され大人気を博した『ノラガミ』。これを受けて、2015年10月から続編として『ノラガミ ARAGOTO』が放送された。番組の放送は終了したが、ファンの熱気は衰えることなく、5月14日に千葉県文化会館で行われたスペシャルイベント「ノラガミ ARAGOTO -MATSURIGOTO-」は、その人気ぶりをみせつけた。
昼の部、夜の部に分けた公演はいずれも千葉県文化会館を埋め尽くした。さらにライブビューイングも行われ、当日イベントを楽しんだファンはおよそ7000人にもなった。

人気の理由のひとつが、豪華なゲスト陣である。夜ト役の神谷浩史をはじめ、第一部と第ニ部あわせて、内田真礼、梶裕貴、沢城みゆき、福山潤、井上和彦、星野貴紀、置鮎龍太郎、豊崎愛生、大川透、石川界人、今井麻美の12人ものキャスト陣が出演。さらに大黒役の小野大輔もビデオ出演する集大成に相応しいメンバーである。
さらに1期、2期を通じのエンディングテーマを担当したTiaが登場。生ライブで「ハートリアライズ」「ニルバナ」を歌いあげた。Tiaのライブと会場で大きく映されるキャラクターたちの姿は、イベントならではの場面だ。

昼の部のイベントは、ステージには夜トの名前が掲げられた神社を背景に繰りひろげた。「‐KATARIGOTO‐」と題された番組振り返り、「此岸を徹底調査 ノンランキング‐ATEGOTO‐」、そして朗読劇などと見どころたっぷりだ。

「‐KATARIGOTO‐」は、原作者あだととか、アニメの制作スタッフが選んだ「神シーン」を観ながらキャストが作品を振り返るもの。ひよりに作ってもらった小さな社に夜トが涙するシーン、雪音が祝の器として覚醒するシーンなど名場面が次々に登場し、会場もゲストも思わずぐぐっと心を動かされた様子だった。
「此岸を徹底調査」は、番組ちなんだランキングを当てるコーナー。キャストは茶屋チーム、ヴィーナを守る会、高天原チームの3つに分かれて競う。「人気のおでんの種」、「初詣の参拝者ランキング」、そして「小野大輔さんが幸せを感じるとき」をテーマに勝ち抜いたのは、神谷、内田、梶、豊崎からなる茶屋チーム。ボーナスポイントを2度も獲得した福山、井上、星野からなるヴィーナを守る会を、確実な得点でかわし、主人公チームの貫録を見せた。

そして、朗読劇。今回のために描き下ろされたオリジナルストーリーは「オリーブ軒のひみつ」と題されたもので、夜トがレストラン「オリーブ軒」でバイトするというストーリーだった。笑える場面満載で、しかも最後には夜トのバイトの思わぬ理由が明かされて心暖まるのは、やはり『ノラガミ ARAGOTO』らしい展開だ。
今井が真喩役とオリーブ軒のおばちゃんの二役を大熱演。さらに星野、石川がここだけのキャラクターを演じるなど驚きもたっぷり。キャラクターたちとの思わぬ再会に、会場を訪れたファンも大満足だっただろう。
イベントの最後は神谷の「みなさんにご縁が」のコールに、会場の「あらんことを!」レスポンスで幕を閉じた。イベントの様子は8月26日にBlu‐ray、DVDで発売されることも決まっている。昼の部、夜の部の異なる演出も収録するので、イベントに来れなかったファンはもちろんだが、イベントあらためて楽しむファンにもぴったりだ。
《animeanime》
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