「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」うめだ阪急で開催 「耳をすませば」絵コンテや原画など | アニメ!アニメ!

「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」うめだ阪急で開催 「耳をすませば」絵コンテや原画など

『耳をすませば』の監督を務め、多くのジブリ作品で原画を手掛けた近藤喜文の展覧会「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」が4月27日から5月9日まで阪急うめだギャラリーで開催される。

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(C) 1995 柊あおい/集英社・Studio Ghibli・NH
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  • 「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」うめだ阪急で開催 「耳をすませば」絵コンテや原画など
  • 1992年 (C) NIPPON ANIMATION CO.,LTD
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劇場アニメ『耳をすませば』の監督を務め、スタジオジブリの多くの作品で原画を手掛けた近藤喜文。その作品の世界を振り返る展覧会が大阪で行われる。
「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」は4月27日から5月9日まで阪急うめだギャラリーで開催、貴重な絵コンテや原画などが展示される。トップアニメーター、そして演出として活躍した近藤の業績を振り返る。

近藤喜文は『火垂るの墓』、『魔女の宅急便』、『紅の豚』、『もののけ姫』といった作品に、アニメータとして参加した。アニメの絵の中心となる原画に携さわった。
一方、1995年に公開された『耳をすませば』では監督を務めた。細かい描写や表現力に高い評価を受けていた。次世代のスタッフとして大きな期待を担ったが、1998年に47歳の若さで亡くなった。しかしその画の温かみは変わらず、作品は世代に渡りずっと愛され続けている。

展覧会では、1979年に制作し、キャラクターデザインを手掛けた『赤毛のアン』から『火垂るの墓』、『おもひでぽろぽろ』、『耳をすませば』などの原画などが展示される。今でも目にする機会の多い作品で、親しみを持つ人も多いだろう。
監督を務めた『耳をすませば』では、絵コンテ、原画、イメージボード、スケッチなど、とりわけ多くの作品が展示される。さらに日米合作フルアニメーション『リトル・ニモ』のパイロットフィルムも登場。展示は約500点にもなり、見ごたえたっぷりの展示となる。

展覧会に加え、9階アートステージでは、グッズ販売も行われる。近藤が手掛けたアートやセル画のポストカード、クリアファイルなどの会場限定グッズはもちろん、「三鷹の森 ジブリ美術館」限定グッズも特別に販売される。
入場料は一般が900円、中学生から大学生が700円、小学生以下は無料となっている。開催期間がゴールデンウィークということもあり、多くの人が訪れそうだ。

「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」
期間:4月27日(水)~5月9日(月)
場所:阪急うめだギャラリー(9階)

『耳をすませば』
(C) 1995 柊あおい/集英社・Studio Ghibli・NH
『赤毛のアン』
(C) NIPPON ANIMATION CO.,LTD
《animeanime》
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