「暗殺教室 卒業編」山本舞香インタビュー 茅野カエデ役に奮戦!“殺せんせーみたいな先生がほしい” | アニメ!アニメ!

「暗殺教室 卒業編」山本舞香インタビュー 茅野カエデ役に奮戦!“殺せんせーみたいな先生がほしい”

『暗殺教室~卒業編~』が3月25日(金)に公開した。「卒業編」では殺せんせーの知られざる過去が明らかになるが、そのカギを握るキャラクターが茅野カエデだ。カエデを演じる山本舞香さんに話をうかがった。

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『暗殺教室~卒業編~』が3月25日(金)に公開した。黄色くてタコ型の謎多きキャラクター・殺せんせーをめぐる人気マンガを原作とした、実写化プロジェクトの完結編だ。本作は、原作者・松井優征が脚本や設定のひとつひとつに至るまで監修に参加。原作マンガの盛り上がりとあわせて描かれる、劇場版ならではのラストシーンに注目だ。
「卒業編」では殺せんせーの知られざる過去が明らかになるが、そのカギを握るキャラクターが茅野カエデだ。今回アニメ!アニメ!では、カエデを演じる山本舞香さんにインタビューを敢行。役づくりや映画の見どころ、作品への想いをうかがった。
[取材・構成:沖本茂義]

『暗殺教室~卒業編~』
http://www.ansatsu-movie.com/

――「卒業編」では、茅野カエデの隠された正体が明らかとなり、物語的にも彼女の存在がカギとなります。カエデを演じるにあたっていかがでしたか?

山本
前作以上に台本を読みこみました。原作マンガも読み込んで、とくにカエデが覚醒するシーンは何度も読みました。

――前作のカエデは明るくムードメーカー的な存在でしたが、今回は影があるというかだいぶシリアスな感じです。

山本
狂気っぽいというか、「どうやったら恐く見えるんだろう?」と。こういう役は今まで演じたことがなかったので、いろいろ考えながら演じました。

――アクションシーンが満載な本作ですが、山本さんはカエデと殺せんせーのバトルシーンで、ワイヤーアクションにも挑戦されていますよね。

山本 
いや~、怖かったです(笑)。でも、だんだん慣れてきて、空を飛ぶ感覚が楽しくなってきちゃいました。ワイヤーアクションは初めてだったので、すごく良い経験でしたね。ほんと楽しかったです。


――あのシーンはワンピース姿でしたが、11月の撮影ということで寒くなかったですか?

山本
もう寒いってレベルじゃない! 本当にヤバかったです(笑)。マフラーがあるだけよかったですけど(笑)。

――最初に台本やマンガを読んだとき、茅野カエデというキャラクターの印象はどうでしたか?

山本
狂ってるな、と。これを自分が演じるんだ、と想像したらすごく恐くなりました。カエデが何で3年E組にやってきたのかは前作ですでに知っていましたが「卒業編」であらためて演じるにあたって、彼女がどれだけ苦しい想いを抱えて生きて来たのか、そのあたりを伝えられるように演じたいなと。

――マンガのキャラクターを実写として演じることについて、どんな意識がありましたか? マンガのキャラをそのまま再現したい、あるいは自分なりのアレンジを加えたいなど。

山本
やっぱり原作ファンの方は、キャラクターのイメージを強く持っているので、「そんなのカエデじゃない!」という意見も出るかもしれない。なので、それを覚悟で自分なりに一生懸命演じました。

――前作と同じく、合宿での撮影だったとうかがいました。現場の雰囲気はいかがでしたか?

山本
またみんなにまた会えるということですごくワクワクしていました。前作でみんなけっこう打ち解けているし、メンバー全員、本当のクラスみたいな感じでしたね。

――お気に入りのシーンはありますか?

山本 
カエデとお姉ちゃんがケーキづくりしているところですね。お姉ちゃんは桐谷美玲さんが演じていらっしゃっていて、共演は4、5年ぶりなんです。でも、きちんと私のことを覚えていてくださっていてとても嬉しかったです。お姉さんとのシーンはけっこう想い出深いです。

――殺せんせーのような先生はどうですか?

山本
大好きですね! ああいう先生いたら気軽に相談できるし、クラスのみんなすごく仲良くなれそう。あと、自由自在に顔が変わるのも面白いですよね。とくにわたし、薄い顔のときがいちばん好きなんです(笑)。


――1年間殺せんせーとの絆を築いてきた3年E組の生徒たちですが、「卒業編」では殺せんせーに対して”暗殺”か”救済”という選択を迫られます。もしご自身が同じような立場だったらどうしますか?

山本
あれは究極の選択ですよね……。でも、殺せんせーにお願いされたら殺すのがいいのかなって。

――映画のラストは、殺せんせーと3年E組との確かな絆が感じられるような、感動的なシーンとなっていました。

山本
あのシーンの撮影はすごく印象的でしたね。みんな泣いていて、この映画や殺せんせーへの想いがすごく伝わってくるような感じでした。

――改めて、映画『暗殺教室』に参加されていかがでしたか?

山本
すごく良い経験でしたね。カエデのような狂気を持った役は初めでしたし、ワイヤーアクションも初めてでした。これまでやってみたかったことにたくさんチャレンジできて、すごく幸せでした。

――最後にメッセージをお願いします。

山本
アクションシーンは見応えたっぷりだし、感動的なシーンもあって、前作よりもはるかにスケールアップしていると思います。観て後悔はしないはずです!
カエデは殺せんせーに秘密を打ち明けてどう気持ちが変わっていくのか、ラスト、殺せんせーはどうなってしまうのか、という点に注目して観ていただきたいです。

《沖本茂義》
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