Cygamesがアニメスタジオ設立を発表 新会社立ち上げで制作スタッフも募集開始 | アニメ!アニメ!

Cygamesがアニメスタジオ設立を発表 新会社立ち上げで制作スタッフも募集開始

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スマートフォン向けのゲームアプリ企画・開発・運営の大手Cygamesが、新たにアニメーション制作に乗り出す。2016年上期をめどにCygamesが全額出資する子会社として、アニメスタジオを立ち上げる。
アニメーション制作会社の設立は、アニメ製作を手掛けるCygames内のアニメ事業部の設立に続くものだ。今後はアニメの企画・製作だけでなく、実際にアニメーションを制作するプロダクション部門の内製化も進めることになる。

新会社設立は、3月26日に東京ビッグサイトで開催された総合アニメイベントAnimeJapan 2016でまず発表された。26日14時20分からCygamesブース内で実施した「アニメ制作 クロストーク」で、同社のアニメ事業部長竹中信広氏が言及した。
クロストークは「アニメ制作の未来を語る」をテーマとして、P.A.WORKSの堀川憲司代表取締役、MAPPAの大塚学氏、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンの上田耕行氏が出演した。

Cygamesの企業サイトでは、制作スタッフの募集を開始している。新会社は既存のアニメ業界の枠組みにとらわれずに様々な作品にチャレンジしていくとしている。また仕事内容としてCygamesのゲームのアニメ化のほか、オリジナルアニメの制作も掲げている。
募集職種は制作を管理運営する制作スタッフ、設定制作、制作進行のほか、アニメーションの映像づくりの要になる作画スタッフ、美術、撮影と幅広い。ここからも本格的なアニメスタジオ目指していることが分かる。また勤務地は日本のアニメスタジオの多くが制作拠点を構える東京都西部地域である三鷹市としている。
さらに契約社員でのスタート、業務委託契約の場合もあるとするが、正社員での募集をしているのも特徴だ。アニメ業界内に一石を投じそうだ。

Cygamesは、サイバーエージェントグループでゲームアプリ開発をする会社として2011年に設立された。『神撃のバハムート』や『アイドルマスター シンデレラガールズ』『グランブルーファンタジー』などヒットゲームを多く保有する。
そうしたゲームのアニメ化にも熱心で、2014年秋に放送されたテレビアニメ『神撃のバハムート GENESIS』がハイクオリティの映像で大きな話題を呼んだ。同時に複数社の出資による製作委員会方式での製作が多い日本のテレビアニメのなかで、一社全額出資というビジネスモデルでも注目された。
さらに2015年3月にアニメ事業部を立ち上げ、原作提供、製作出資だけでなく、企画や映像ビジネス展開にも進出することを明らかにした。アニメでもゲームと同様に、自社コンテンツの創出を目指す。
一方で2016年4月から放送予定であった『神撃のバハムート マナリアフレンズ』の放送延期などのトラブルも起きている。自社アニメスタジオの設立は、アニメに関するビジネスの一部を自社グループ内で完結させることによる効率化も理由にありそうだ。ただし、近年、国内のアニメーション制作本数の増加により、アニメーターは勿論、美術、撮影、脚本とあらゆる分野で、制作スタッフの不足が指摘されている。スタジオの立ち上げと同時に、どのぐらいスタッフが確保できるかが今後の鍵となりそうだ。
[数土直志]
《animeanime》
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