映画「3月のライオン」主演に神木隆之介、大友啓史監督 前・後編2部作で2017年公開決定 | アニメ!アニメ!

映画「3月のライオン」主演に神木隆之介、大友啓史監督 前・後編2部作で2017年公開決定

羽海野チカの大ヒットマンガ『3月のライオン』が、実写映画化される。監督は『るろうに剣心』の大友啓史、主演は神木隆之介に決定した。

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(C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会
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羽海野チカの大ヒットマンガ『3月のライオン』が、実写映画化されることになった。監督は『るろうに剣心』や大河ドラマ『龍馬伝』で知られる大友啓史、主演は『バクマン。』や『桐島、部活やめるってよ』などで印象的な演技を残した神木隆之介。いまも最も注目を集める監督と俳優が並んだ。
映画は【前編】と【後編】の2部作となり、2017年に東宝=アスミック・エース配給で全国公開される。『3月のライオン』は今年1月に、2016年秋NHK総合テレビで放送予定としてテレビアニメ化が発表されている。アニメーション制作は『<物語>シリーズ』『魔法少女まどか☆マギカ』で知られるシャフトに新房昭之監督と強力な布陣である。アニメに続くサプライズな実写映画決定でも、強力なスタッフ、キャストとなりそうだ。

『3月のライオン』は、『ハチミツとクローバー』で知られる羽海野チカが、「ヤングアニマル」(白泉社)にて連載する。将棋の世界を本格的に描く異色作である。神木隆之介が演じることになる17歳の棋士、桐山零と川本あかり、ひなた、モモの3姉妹の交流を中心に人間ドラマが描かれる。
連載開始当初より圧倒的な評価を獲得し、第4回マンガ大賞2011大賞、第35回講談社漫画賞、第18回手塚治虫文化賞・マンガ大賞と大きな賞を次々に受賞した。早くから映像化が待ち望まれていたが、連載開始から9年、最高の環境で一気にテレビアニメ化、実写映画化に突き進むことになった。ファンの注目も高くなるに違いない。

大友啓史監督は、『ハゲタカ』『白洲次郎』、そして大河ドラマ『龍馬伝』などのテレビで高い人気と評価を得た。『るろうに剣心』で映画監督デビュー、ここでも大ヒットを実現し、日本を代表する監督として名を上げた。
神木隆之介とは『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』以来、約2年ぶりのタッグとなる。再び大友監督と仕事をすることについて神木は、「これから始まる撮影の中で、監督が生み出す世界観の中に入っていくのが、僕自身とても楽しみです。」と語る。
一方、大友監督は「ずっしり重い孤独を背負いながら人生と真正面から向き合い、自分の足で立とうとする主人公・桐山零の姿は、僕の中でいつの間にか、俳優・神木隆之介君と重なっていました。『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』以来、彼の成長ぶりに触れるのがとても楽しみです」と神木起用の理由を語る。

映画はタイトルどおりまさにこの3月末から撮影に入り、6月まで続く予定だ。このなかでどんな『3月のライオン』が誕生するのか気になるところ。
そしてもうひとつ気になるのは、川本姉妹をはじめとする共演者たちである。ここには日本を代表するキャストが結集するという。今後発表されるであろう追加キャストも楽しみなものとなる。

『3月のライオン』
2017年【前編】【後編】2部作・全国ロードショー
http://3lion-movie.com/

監督: 大友啓史
主演: 神木隆之介
原作: 羽海野チカ「3月のライオン」(白泉社刊・ヤングアニマル連載)
制作プロダクション: アスミック・エース、ロボット
配給: 東宝=アスミック・エース
(C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会
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