今年で28作目になる『それいけ!アンパンマン』の劇場上映作品『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』。そのゲスト声優に女優の波瑠と芸人の中川家が出演することが決まった。2015年公開された『それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ』は、またまた大ヒット。東京テアトル配給となった1999年以降、観客動員、興行収入ともにシリーズ歴代1位の大ヒットを記録した。それだけに2016年にも大きな期待がかかる。個性たっぷりのゲストの出演がこれを盛りあげる。今回、波瑠が演じるのはおもちゃの星からやってきたゼンマイ仕掛けのお姫様・ルンダ。そして中川家の弟・礼二はルンダが困った時にはいつも助けてくれる体が大きくてやさしいロボット・ナンダ役を演じ、兄の剛は海が汚れないように守る海の主ヌラ役を演じる。ナンダとルンダのキャラクターは原作者で、故人となったやなせたかしが残しものだ。全国のアンパンマンこどもミュージアムのミュージカルショーでも使用されている「勇気のルンダ」のサビのフレーズ、「ナンダナンダルンダ ガンバルンダルンダ」が、そのままキャラクターの名前となっている。波瑠は2014年ハリウッド版『GODZILLA』の日本語吹き替えでエリザベス・オルセンが演じた主人公の妻エル・ブロディの声を担当したが、アニメーションは初挑戦。「子どもの頃、劇場版『ばいきんまんの逆襲』のVHSを持っていて何度も見ていたのでアンパンマンの声優に選んでいただいた時は、とてもうれしかったです。好きなキャラクターはどんぶりまんトリオです。(アフレコも)楽しみながら頑張れたらと思います」とコメントを寄せている。中川家は今回育児・子育ても行うよきパパの代表として抜擢され、それぞれの役に意欲を燃やしている。ゲスト声優たちがどのようにキャラクターを作り上げるか期待される。子供たちに絶大な人気を誇るアンパンマンの新たな冒険。今年の夏も子どもたちに愛と勇気を届けてくれるだろう。『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』7月2日(土)より、ロードショー(C)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV (C)やなせたかし/アンパンマン
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