アニメやマンガのメディアミックスの広がり、そのなかで舞台の役割が近年急激に高まっている。これにより2.5次元の舞台上演も増加を続けている。2015年の国内上演は100作品を超えるほどだ。 一方で、国内では2020年の東京オリンピックに向けた改装や老朽化で、ライブのための劇場不足が深刻化している。そのなかで専用劇場として、長期間の劇場確保は2.5次元の振興に大きな役割を果たしている。2015年は『ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」』や『美少女戦士セーラームーン」-Un Nouveau Voyage-』『ミュージカル『刀剣乱舞』 トライアル公演』などの話題作も多かった。2016年3月までで全25作品(27公演)が上演された。