春奈るなインタビュー ミニアルバム「Dreamer」発売“二次元に全部の恋愛感情が向かってしまいます” | アニメ!アニメ!

春奈るなインタビュー ミニアルバム「Dreamer」発売“二次元に全部の恋愛感情が向かってしまいます”

アニソンアーティスト・春奈るなさんのミニアルバム「Dreamer」がリリースされた。ミニアルバムの発売を記念し、春奈さんが曲に込めた思いを聞きました。

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春奈るなインタビュー ミニアルバム「Dreamer」発売“二次元に全部の恋愛感情が向かってしまいます”
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ファッション誌「KERA」でモデルとしても活躍し、様々なアニメのテーマ曲を担当してきたアニソンアーティスト・春奈るなさんのミニアルバム「Dreamer」がリリースされた。 二次元の彼に恋する女の子が繰り広げる“妄想クリスマス”をテーマに5曲を収録したほか、MV、メイキングや「春奈るな LIVE 2015“Candy Lips”~Digest~」が楽しめるDVD/Blu-rayがついた初回限定盤も。キュートで甘くて、時には切なく、そして前向きになれるミニアルバムの発売を記念し、春奈さんが曲に込めた思いを聞きました。
[取材・構成:川俣綾加]

abesan■ 女の子の恋する気持ちと妄想が炸裂したミニアルバム

AA
「Dreamer」は、二次元の相手に恋する女の子の気持ちがたくさんつまった一枚ですね。「Sweet Fantasy」「別次元LOVE」のように強く想う気持ちを歌った曲もあれば、ちょっと静かなトーンの「Lightless」もあり、全体がドラマ仕立てになっています。

春奈るなさん(以下、春奈)
全体を通して楽しんでいただける構成になっています。二次元の相手に恋をしてしまった切なさと儚さ、そして与えてもらえる勇気や希望。色々なものが織り交ざってこのアルバムが完成していて、私の想いが「Dreamer」にはたくさんこめられています。

AA
切なく寂しくなってしまうこともあるけれど、最後には前を向くというメッセージがすごく伝わってきます。

春奈
最後に収められている「ユキノミチ」は夢を見たことで自分が何を得られたんだろうと振り返る楽曲でもあり、恋する相手から勇気や夢をもらって、また新しい夢をみながら前向きに現実を歩いていこうと道を示すような楽曲です。アルバムの最後にふさわしい楽曲だと思います。

AA
春奈さんはこれまでの曲でも女の子の色々な気持ちを歌っていますが、今回のコンセプトはどう決まったのでしょうか。

春奈
どの曲に対しても、その曲ごとのヒロイン、主人公一人一人になったつもりで歌っていて、歌の世界観や歌詞はとても大切にしています。これまではアニメのタイアップ曲などが多かったので、登場するキャラクターの気持ちや世界観をきちんと理解するようにしていて。今回はミニアルバムということもあり、何かクリアなコンセプトがあるものにしようという話になりました。

AA
そこで決まったテーマが“妄想クリスマス”なんですね。

春奈
「春奈るならしいものを作ろう」というお話になった時、私らしさや私の武器ってなんだろう? と考えたら想像や妄想、アニメへの愛かなと思ったんです。


AA
春奈さん自身、二次元の彼に恋する気持ちがすごく強い?

春奈
やっぱり二次元に全部の恋愛感情が向かってしまいますね、アニメが大好きすぎて! 恋愛対象がいつも二次元なので基本的に会えないんです、本当に残念ながら(笑)

AA
次元の壁を越えるのは今の人類には難しい。

春奈
そうなんです。会いたい気持ちや話したい気持ちを抑えきれずに、悲しい気持ちになっちゃうこともあるんですが、想う気持ちが自分を救ってくれたり元気にしてくれたこともあって。だから、ちょっと切なくも見えるけれど楽しいこともたくさんあるんだよ、とアルバムで表現していますね。

AA
どんな相手に恋をしてしまうのでしょうか。

春奈
なんだか闇を抱えていそうなタイプです。

AA
例えば、過去の重たい出来事を抱えていそうな感じでしょうか?

春奈
ひねくれていたり、どこか影のある雰囲気の男性キャラがすごく好きです。ヒーローものの作品を見ても主人公を好きにならず敵キャラを好きになってしまうんです。何か重たいものを背負いながらも頑張る人にはいつも魅力を感じますね。普段は悪者キャラだからこそ、時折見せる善の部分がとてつもなく光るんです。
《川俣綾加》
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