水島精二が個人賞、作品賞「SHIROBAKO」「攻殻機動隊 新劇場版」 第20回アニメーション神戸賞

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2015年で20回目を迎えるアニメーション作品とつくり手のためのアワード「アニメーション神戸賞」の受賞者・受賞作品が発表された。過去一年間に顕著な業績を残した個人に贈られる個人賞は、水島精二監督が受賞した。
また特別賞には安彦良和さん、また2つの作品賞は、TVアニメ『SHIROBAKO』、劇場作『攻殻機動隊 新劇場版』が選ばれた。さらに主題歌賞に『ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダース エジプト編』オープニングテーマ「ジョジョ その血の記憶~end of THE WORLD~」が選ばれた。

アニメーション神戸賞は、国内の商用アニメーションを中心に優れた作品やクリエイターを顕彰するアワードだ。1996年に第1回が開催され、今年で20回目を迎える。
例年、受賞作・受賞者には過去1年間のヒット作、話題作が並ぶ。アニメーション業界を振り返り一望することができる。

個人賞の水島精二さんは、多作な演出家・監督として知られる。1998年の『ジェネレイターガウル』で監督デビュー後、『シャーマンキング』(01)、『鋼の錬金術師』(03)、『機動戦士ガンダム00』(07)、『UN-GO』(11)など数々のヒット作を手がけてきた。
今回の贈賞は、演出家としてつねに新しい表現に挑む姿勢が評価された。2014年11月公開のフルCGアニメーション『楽園追放 -Expelled From Paradise-』では、CGでは難しいとされてきた美少女キャラクターを繊細に描き切った。日本のアニメーション界のイノベーターとして今後も期待される。

特別賞の安彦良和さんは、『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザインや作画監督などで知られる。アニメーターとして、現在の日本のアニメ業界に多大な功績を残したことを受賞理由とした。
作品賞は、TVシリーズと劇場映画からそれぞれ1作品が選ばれた。TVシリーズより『SHIROBAKO』は、アニメーション制作にスポットを当て、アニメ業界への憧れをもつ若い人たちに興味深い作品となったことが評価された。
もうひとつの作品賞、『攻殻機動隊 新劇場版』は、原作誕生25周年記念して公開された劇場長編アニメーションだ。本作は神戸との連携によって多様なプロモーションが展開され、「神戸の地からアニメーション文化を発信する」という本アワードの趣旨との一致が評価となった。

第20回アニメーション神戸授賞式は、12月6日(日)、デザイン・クリエイティブセンター神戸にて行われる。

第20回アニメーション神戸賞 受賞者・受賞作品

■ 個人賞
水島 精二 (監督)

■ 特別賞
安彦良和 (漫画家、アニメーター、アニメ監督)

■ 作品賞
『SHIROBAKO』
『攻殻機動隊 新劇場版』

■ 主題歌賞 (ラジオ関西賞)
「ジョジョ その血の記憶~end of THE WORLD~」
《沖本茂義》

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