日本からも「バケモノの子」「マーニー」など 米国アカデミー賞長編アニメーション部門選考16作品発表

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米国の映画芸術科学アカデミーは11月5日に、第88回米国アカデミー賞長編アニメーション部門(Animated Feature Film)の選考対象作16本を発表した。このなかに日本から『バケモノの子』『思い出のマーニー』『UFO学園の秘密』と3本が挙がった。
アカデミー賞では、米国ロサンゼルス地区で公開された長編アニメーションを選考対象の条件にしている。発表されたのはこの条件をクリアし、かつアワードへのエントリーをした作品だ。
長編アニメーション部門は選考対象が8本を超えるとその年に設けられ、またその本数によりノミネート作品の本数が決定する。16本以上になった今回は、最大で5つのノミネート作品が2016年2月28日に発表される。

選考対象には、個性たっぷりの映画が並んだ。巨大スタジオからは日本でもこの夏に大ヒットになったイルミネーション・エンターテインメントの『ミニオンズ』、ディズニー/ピクサーの『インサイド・ヘッド』、さらに日本では2016年春公開のディズニーの『アーロと少年』。ドリームワークス・アニメーションからは『Home』がある。
これまでは日本未公開作が多くなること多かったが、今年は『劇場版 ムーミン 南の海で楽しいバカンス』『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!』と日本で上映されたり、上映が決まっていたり、馴染み深い作品が多い。

例年海外からの有力作品も多い米国アカデミーだが、今回は『劇場版 ムーミン』がフインランド、『映画 ひつじのショーン』が英国、このほか『Kahlil Gibran’s The Prophet』が米国、カナダ、フランス、レバノン、英国の合作とあるがやや寂しい状況だ。このなかで日本から3作品というのは存在感がある。
一方で2015年は『百日紅~Miss HOKUSAI~』『花とアリス 殺人事件』など海外の映画祭で活躍した日本のアニメーション映画は他にも多かった。これらの作品はロサンゼルスでの一週間の商業公開といった条件を満たしていなかったと見られる。
また選考対象作の段階では、作品が選考のための条件をクリアしていることを確認するもので、作品自体への評価はまだ行われていない。長い賞レースが、ここからがスタートだ。

第88回米国アカデミー賞長編アニメーション部門(Animated Feature Film)選考対象作

『Anomalisa』
『バケモノの子』
『アーロと少年』
『Home』
『Hotel Transylvania 2』
『インサイド・ヘッド』
『Kahlil Gibran’s The Prophet』
『UFO学園の秘密』
『ミニオンズ』
『劇場版 ムーミン 南の海で楽しいバカンス』
『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』
『Regular Show: The Movie』
『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』
『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!』
『思い出のマーニー』
《animeanime》

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