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「バイオハザード」新作CG長編映画製作・世界配給決定、リブート版をMARZAが制作

カプコンの人気ゲームシリーズ『バイオハザード』の新たな長編CG映画が製作されることが決定した。日本の映像界を代表するスタッフが結集、リブート版として描く。

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「バイオハザード」新作CG長編映画製作・世界配給決定、リブート版をMARZAが制作
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カプコンの人気ゲームシリーズ『バイオハザード』の新たな長編CG映画が製作されることが決定した。本作はこれまでにも長編CGアニメや実写映画化もされているが、今回は日本の映像界を代表するスタッフが結集、リブート版として描く。
アニメーション制作は、セガサミーグループのCGアニメーションスタジオのマーザ・アニメーションプラネット(MARZA)が手がける。2017年の国内公開を予定しているほか、すでに日本以外の全世界配給も決定している。これまで以上の大型プロジェクトになりそうだ。

本作のために集結したスタッフが話題を呼びそうだ。エグゼクティブ・プロデューサーを「呪怨」シリーズで、にほんはもとより世界的に知られる清水崇が務める。自身が監督した『呪怨』のハリウッドリメイク版『The Grudge』を全米興行1位にしたこともあるだけに世界戦略も期待される。
監督の辻本貴則は「THE NEXT GENERATION パトレイバー」シリーズなど特撮分野で実績を重ねている。脚本は『「PSYCHO-PASS サイコパス』でも注目を浴びた深見真、さらに音楽は映画やアニメ、テレビドラマで活躍する日本の劇伴音楽の第一人者『GHOST IN THE SHELL/イノセンス』『DEATH NOTE』『花燃ゆ』の川井憲次が起用される。原作監修はカプコンの小林裕幸。大きな話題を呼ぶだろう。

制作のMARZAも注目だ。MARZAはセガサミーグループの映像事業会社として、これまでCGアニメーション映画『キャプテンハーロック』を手がけるなど高く評価されている。
現在は、米国ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントとの長編映画『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』を製作中と、国内のCGアニメーション分野で大きな関心を集めている。さらなる大型プロジェクトの発表でその存在感を増しそうだ。

『バイオハザード』は、シリーズ累計販売本数6500万本を超える世界的な大ヒットゲームタイトルだ。ゾンビブームの原点とも言えるタイトルである。
人気作だけに映像化も少なくない。ポール・W・S・アンダーソン監督、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の実写映画は、ヒットシリーズとして現在第5作まで製作されている。CG映画は2008年の『バイオハザード ディジェネレーション』、2012年は『バイオハザード ダムネーション』が公開されている。今回のCG映画は、新たな物語を描き直すとしている。
《animeanime》
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