スタジオカラーとドワンゴがアニメなど日本の映像制作の可能性を追求する日本アニメ(ーター)見本市に、また新たな話題作が第30話に登場した。横山彰利監督による『ザ・ウルトラマン』だ。作品は円谷プロダクションが誇るヒーロー「ウルトラマン」シリーズの系譜に当たる。しかし、そこは日本アニメ(ーター)見本市となる。作品は特撮実写映画でなく、アニメだ。しかも、映像のもとになったのは内山まもるの『ザ・ウルトラマン』である。内山まもるは、長年数々の「ウルトラマン」シリーズのコミカライズ作品を手がけてきた。ウルトラマンのキャラクターにドラマッチックな要素を盛り込むことで人気を博した。『ザ・ウルトラマン』は1970年代中盤に描かれた代表作である。今回はそのサプライズな映像化となった。今回発表された作品は、マンガらしい筆致をアニメとして見事に再現した。さらに短時間に壮大なストーリーを存分に盛り込んでいる。マンガへのリスペクトに満ちている。往年のファンは勿論、新しい世代にも楽しめる作品に仕上がった。監督の横山彰利はアニメーターとしてキャリアをスタートし、現在は演出でも活躍する。『機動戦士ガンダム第 08MS小隊』の作画監督、『四畳半神話大系』『進撃の巨人』『キルラキル』などの演出を手掛けた。『フォトカノ』では監督を務めた。そして山田陽による音響も、本作の魅力になっている。昭和時代の特撮「ウルトラマン」シリーズを彷彿させる音が作中に登場するからだ。特撮、マンガ、アニメ様々なウルトラマンのイメージがひとつに凝縮した作品、それが『ザ・ウルトラマン』である。物語の舞台は1975年、平和を取り戻したかに見えた宇宙に宇宙大魔王ジャッカルが現れて、ウルトラ兄弟たちが次々と殺されてしまう。劣勢に追い込まれたウルトラ戦士の前に謎の鎧戦士が現れる。やがて宇宙規模の戦いは、最後の決戦に向かう。9月7日22時からは、ニコニコ生放送にて「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」第30回が配信される。横山彰利と山田陽をゲストに迎えて作品トークを繰り広げる。『ザ・ウルトラマン』の制作秘話や作品に込めた想いなども語られるはずだ。なぜ今回ウルトラマンなのか、そして内山まもるの『ザ・ウルトラマン』なのかも明かされるに違いない。『日本アニメ(ーター)見本市』第30話 「ザ・ウルトラマン」監督: 横山彰利キャラクターデザイン・作画監督: 森久司原著作: 円谷プロダクション漫画: 内山まもる「ザ・ウルトラマン」より
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