玩具、映画、アニメも人気の「トランスフォーマー」は、今年で30周年を迎える。その30周年を記念して制作された異色のシリーズが『キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎』だ。アクションフィギュア「キュートランスフォーマー」を題材としたアニメである。アニメを共同製作するのはギャグアニメに定評あるディー・エル・イー、そして玩具メーカーのタカラトミーだ。監督は作品にアドリブを取り込むのでお馴染みの石ダテコー太郎、ここにかつてない「トランスフォーマー」作品が登場した。4月29日から5月17日まで、そんな『キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎』と東京ジョイポリスのコラボレーションイベントがゴールデンウィーク特別企画として実施されている。特別展示企画 やスタンプラリー、コラボメニュー、キャラクターボイスによる館内アナウンスなどが登場する。コラボイベント初日となった4月29日には、本作でバンブルビー役を務める声優・木村良平と、アニメーション監督の石ダテコー太郎を迎えたトークイベントも行われた。黄色い大歓声で迎えられた木村良平、石ダテ監督は、まずはキュートランスフォーマーについて、「トランスフォーマー30周年を記念して、チョロQとコラボして復活したアニメ。キャラクターがアドリブでしゃべるという作品です」と説明。その後、今回のイベント用に名シーンをまとめたダイジェスト映像を上映した。これに会場は大爆笑。コラボ記念で行われてるスタンプラリーについても話題が及んだ。抽選でさまざまなグッズが当たるのだが、B賞にあたるマグカップについて「このイラスト、最終回のイラスト！」と石ダテ監督がコメントする場面もあった。そして東京ジョイポリスにて販売中のキュートランスフォーマーグッズについては、木村が「この缶バッチね、みんなはアニメ内で言ってる台詞が書いてあるんですけど、バンブルビーのは、僕このセリフ言ってないんですよ！」と明かしていた。さらにバッチを突如客に渡すというサプライズもあり、歓声が上がっていた。トークショーでは事前メール募集したメッセージ＆質問コーナーも行われた。「アドリブロングバージョン楽しみです！」といったメッセージが紹介されると、「アドリブロングバージョンなんてブルーレイに入ってるの？あれはやめよーぜ。監督がせっかく編集で面白く仕上げているからロングにすると…」と不安をのぞかせる木村。これに対し、石ダテ監督は、「石田さん（ウルトラマグナス役）の飄々としたトーンで、なんでも面白く感じた」とアドリブ裏話を披露。さらに「毎回アドリブ。お題面倒くさいなーと思ったことありますか？」とのするどい質問が。これに木村は「大部分です！」とバッサリ。会場が沸いた。また、3月から放送がスタートした新作アニメ「トランスフォーマーアドベンチャー」の話題も飛び出すなど、終始盛り上がりを見せていた。『キュートランスフォーマー』http://www.qtransformers.com/
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