アニメ功労部門賞に月岡貞夫氏、ささきいさお氏ら 東京アニメアワードフェスティバル2015

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東京アニメアワードフェスティバルが、2015年3月19日(木)から23日(月)にTOHOシネマズ 日本橋にて開催される。アニメーションの振興を目的とした国際アニメーション映画祭だ。
会期が迫るなかこのたび、「アニメ功労部門」の顕彰者が発表された。名前を挙げられたのは11人、アニメーションの各分野から選ばれている。
プロデューサーでは佐野寿七さん、アニメーション作家では月岡貞夫さん、監督では平田敏夫さん、脚本家では鈴木良武さん、美術監督では井岡雅宏さん、音響監督では水本完さん、アニメーターでは吉田忠勝さん、原作者ではモンキー・パンチさん、作曲家では越部信義さん、声優では大竹 宏さん、歌手ではささき いさおさんである。顕彰者のうち平田敏夫さん、井岡雅宏さん、越部信義さんは故人である。

佐野寿七さんは、読売テレビの元プロデューサーだ。『ルパン三世』シリーズ、『侍ジャイアンツ』『新巨人の星』など多くの国民的アニメを世に送りだした。
月岡貞夫さんは、日本の商業アニメーション発展に貢献したアニメーターだ。。東映動画初のテレビアニメ『狼少年ケン』や長編映画『わんぱく王子の大蛇退治』などの代表作がある。
平田敏夫さんは、1961年東映動画でアニメーターを経て、虫プロダクション、マッドハウスを中心に演出家、監督として活躍。黎明期より日本のアニメ業界を牽引し続けてきた。2014年8月25日、76歳で逝去した。
鈴木良武さんは、五武冬史のペンネームで知られる脚本家だ。日本サンライズ創設から関わり、『ゼロテスター』では原作を担当。『勇者ライディーン』『コン・バトラーV』など多くのサンライズ作品の脚本を手がけている。

井岡雅宏さんは『アルプスの少女ハイジ』『赤毛のアン』など「世界名作劇場」の美術監督として知られている。
水本完さんは『科学忍者隊ガッチャマン』や『タイムボカン』シリーズなど、古くからタツノコプロ作品の音響を手がけてきた。
吉田忠勝さんは、トップクラフト創設から関わり、アニメーターとして『風の谷のナウシカ』に参加。トップクラフト解散以降は、スタジオぴえろを中心に活躍している。歳を重ねてもなお、現役アニメーターとして活躍中だ。

モンキー・パンチさんは、1967年に「週刊漫画アクション創刊号」にて連載スタートした『ルパン三世』が国民的作品となった。1971年に初アニメ化され、以降もTVシリーズ、TVスペシャル、映画のほか今なお多くの人々に愛され続けている。

越部信義さんは、『サザエさん』や『マッハGoGoGo』などを手がけた作曲家だ。アニメ以外にも「おかあさんといっしょ」などテレビや舞台など幅広い分野で楽曲提供を行った。
大竹宏さんは、『マジンガーZ』ボス役、『Dr.スランプ アラレちゃん』ニコチャン大王役、『パーマン』ブービー役、『怪物くん』ドラキュラ役などの代表作で知られる。動物や怪物、コメディリリーフとしての役どころが多い。
ささき いさおさんは、『宇宙戦艦ヤマト』主題歌でお馴染みの歌手だ。『巨人の星』や『銀河鉄道999』など多数の人気作の主題歌を担当。アニソン文化発展にも大きく寄与した。

功労賞の授賞式は、3月22日(日)にTOHOシネマズ 日本橋にて行われる。東京アニメアワードフェスティバル会期中は、受賞者の経歴や作品パネルが展示される。功労賞を記念した特別プログラムの上映やイベントの実施も予定されている。

東京アニメアワードフェスティバル2015
http://animefestival.jp/ja/

東京アニメアワードフェスティバル2015。
「アニメ功労部門」顕彰者

【美術監督】  井岡 雅宏(故人)  
【声優】  大竹宏           
【作曲家】  越部信義(故人)   
【歌手】  ささきいさお
【プロデューサー】  佐野 寿七   
【脚本家】  鈴木良武        
【アニメーション作家】  月岡 貞夫 
【監督】  平田 敏夫(故人)      
【音響監督】  水本 完        
【原作者】  モンキー・パンチ    
【アニメーター】  吉田忠勝
《沖本茂義》

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