東村アキコさんが「Kiss」(講談社)で連載する人気マンガ『海月姫』が、実写映画化される。テレビアニメ化されたこともあるが、今回の見どころは人気俳優、女優たちが一癖も二癖もある登場人物たちを演じることだ。海月オタクの月海をなんと能年玲奈さんが、そして女装男子の蔵之介を菅田将暉さん、童貞エリートサラリーマンの修を長谷川博己さんとなれば、誰でも気になるのでないだろうか。映画化発表以来話題を集めてきたが、本作の公開日12月27日がいよいよ迫ってきた。それを前にしてこのほどテレビスポットが2本公開された。テレビスポットは、いずれも15秒の「ストーリー篇」「オタクすぎるシンデレラ篇」だ。このなかに能年玲奈さんと作品の魅力が存分に凝縮されている。そしてプラス、アニメファンであればもう一つ見逃せないポイントがある。CMのナレーションである。実は『海月姫』の予告編のナレーションは、人気声優の子安武人さんが担当している。テレビCMでも引き続き子安さんが担当した。爽やか、クールな子安ボイスを確認したい。子安さんと『海月姫』のつながりは、テレビアニメシリーズで花森よしおの声優を担当したことがきっかけになっている。今回のナレーション起用について子安さんは「テレビアニメーション版の声優をやっていた関係でお話をいただいたと思うのですが、非常によいご縁ができたと、とてもありがたく、噛みしめながら取り組ませていただきました」と話す。花森は蔵之介と修の兄弟の鯉淵家の運転手。アニメで演じたこの役について子安さんは、「花森さんはあまり表情がなく、セリフのボキャブラリーもなく淡々としていて、自分が好きなベンツ以外のことには関心がない人なので、難しい役でした」と振り返る。映画『海月姫』では花森役は、速水もこみちが演じている。原作とアニメ、そして映画とそれぞれ異なって表現されるキャラクターを確認するのも面白いかもしれない。映画『海月姫』12月27日(土)全国ロードショーhttp://www.kuragehi.me/映画『海月姫』(C)2014『海月姫』製作委員会 (C)東村アキコ/講談社
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