映画「寄生獣」公開直前に「頭から見せちゃう」 本編を10分以上放送決定 | アニメ!アニメ!

映画「寄生獣」公開直前に「頭から見せちゃう」 本編を10分以上放送決定

映画『寄生獣』が11月29日(土)の公開を目前に”公開直前スペシャル”を放送することが決まり、本編の冒頭から10分以上テレビで放送する。

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(C)映画「寄生獣」製作委員会
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11月29日公開の映画『寄生獣』の公開直前スペシャルを放送することが決まった。人気マンガを原作に、現在テレビアニメシリーズ『寄生獣 セイの格率』も放送中の話題作だ。
番組は11月24日(月)から放送中の「カウントダウン寄生獣」で、「映画本編を頭から見せちゃうSP」と題して、映画本編の冒頭から10分以上放送するという特別企画になる。

マンガ『寄生獣』は1990年より「月刊アフタヌーン」(講談社)にて岩明均さんが連載し、累計で1300万部を突破した傑作である。世界中に熱狂的なファンを持つ。
傑作でありながら長年映像化されなかったのは、映像化権が一時期ハリウッドのプロダクションにライセンスされていたからだ。その作品を日本のスタッフとキャストにて、満を持して実写映画化した。

監督は『ALWAYS 三丁目の夕日』『永遠の0』『STAND BY MEドラえもん』などの作品を作り上げた、日本アカデミー賞も受賞している山崎貴監督。VFX(視覚効果)を得意とし、『ALWAYS 三丁目の夕日』では美しい昭和の街並みを再現し、VFXの普及に一役買っている。
映画『寄生獣』でも、そうした技術が存分に発揮されているようだ。すでに公開されている予告映像から分かるだろう。
キャストは主演の染谷将太さんをはじめ、深津絵里さん、阿部サダヲさん、橋本愛さん、東出昌大さん、浅野忠信さんら多くの実力派俳優がそろっている。

映画は予告が公開され、マンガの世界を忠実に再現した映像に大きな反響を呼び、第27回東京国際映画祭のクロージング作品として上映された。その反響を受けて、映画製作サイドが「映画を、いち早く多くの人に見せたい」と考え、公開直前スペシャルとして本編の一部を放送することが決まったという。
24日から「カウントダウン寄生獣」をスタート、その放送最終日である11月27日(木)の放送枠を35分枠へ拡大する。そこで本編を冒頭から10分以上放送することが決定しているが、どこまで放送するのかは決まっていない。
挑戦的な取り組みに制作サイドの自信が見えてくる。この特別番組は11月27日(木) 24時54分から放送、見に行く楽しみを倍増させてくれそうだ。

日本テレビ・佐藤プロデューサーコメント
「映画はやはり映画館で観てこそ本来の面白さが出るものだと僕自身思っています。それでもなおこの映画「寄生獣」の本編を頭から放送してしまおうと思ったのは、本当に完成した映画が凄くて、この映画を伝えるには、もうこの映画自体を見せるのが一番だと思えたからです。
そして映画「寄生獣」の完成度は2014年を締めくくるにふさわしく、「頭から見せちゃう」という本当に特別な仕掛けをするに値する、今年を代表する映画だと自信を持って言えるからです。僕のプロデュース作品では、過去に「デスノート」の際にも公開前に、頭から10分間を見せちゃうSPを展開しましたが、今回はそれを上回りたいと思っています。
どこまで見せてしまうのか、ぜひテレビの前で目撃してください。そして絶対、その先を映画館で観たいと思っていただけるはずです!!」

山崎貴監督のコメント
「え、マジですか?ほんとにそんなにやっちゃうんですか?そりゃまあ気持ちもわからなく無いですけど、もったいないなぁ。
じゃあまあ、偉い人たちがそう決めたのならしょうがないですね。大盤振る舞いです。
できればカップルで見てくれるといいなぁ。そんで女子が「きゃーっ」ってなって、男子そこで「俺がついてるから大丈夫だ」ですよ。
「でも、これ超面白くね?」ですよ。そんで翌日は映画デートですよ。あるいはつきあい前の微妙な時期のカップル未満の二人、これまたLINEかなんかで連絡ですよ。「今日寄生獣の冒頭結構テレビでやるらしいよ」「えーみるみる」「これマジ怖いんですけど」「でも超面白そうじゃね?」「えーでもこわくて一人じゃ見れない」「じゃ、なんなら一緒に行く?」ですよ。段々ばからしくなってきました(笑)楽しんでください」

映画『寄生獣』
http://kiseiju.com/
《animeanime》
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