10月24日、第27回東京国際映画祭にて『THE NEXT GENERATION パトレイバー』第6章エピソード10「暴走!赤いレイバー」が特別招待作品として上映された。会場となったTOHOシネマズ日本橋には、押井守総監督、真野恵里菜さん、筧利夫さん、太田莉菜さん、森カンナさんが登壇し、ファンに向けて舞台挨拶を行った。 会場では2015年に公開を控える長編劇場版のフッテージ映像も初めて上映され、訪れたファンを喜ばせた。さらに押井監督自身は作品を生解説し、イベントは大盛況となった。
その後、長編劇場版のフッテージ映像も初公開された。ヘリコプターが二課棟を襲う『機動警察パトレイバー 2 the Movie』を思わせるシーンや、レイバーとの戦闘中にヘリが消えるシーンなどが表現され、その迫力にファンから歓声が起きたほどであった。 再び登壇した押井監督の口からは、ヘリコプターの名前がグレイゴーストであること、ボディが液晶パネルで作られていて光学迷彩になるなど意欲的な設定が語られた。また劇場版は最新音響技術・ドルビーアトモスを導入しており、音響面についてのさまざまなこだわりも披露された。