2012年の映画『るろうに剣心』、そして今年8月1日の『るろうに剣心 京都大火編』に続き、9月13日にシリーズ完結編にあたる『るろうに剣心 伝説の最期編』が公開した。全国334劇場435スクリーンで公開は、本作への期待の大きさを感じさせるものだ。この期待に応え、 『~伝説の最期編』が前2作に続き記録的なオープニングを記録した。9月13日から15日までのオープニングの三連休での動員が103万4988人となり、100万人の大台を公開早々に突破した。興行収入は13億840万500円と、こちらもヒットの目安とされる10億円の大台を軽々超えている。また、13日、14日のみの土日2日間の数字からも大ヒットが判る。2日間の観客動員数は71万7948人、興行収入は9億1947万9200円だった。こちら週末興収1位であるだけでなく、今年度を通じても国内1位である。2日間の興収9億円超えは、2010年の『THE LAST MESSAGE 海猿』以来3年ぶりとなる。また配給のワーナー・ブラザース映画によれば、2000年以降で初日2日間の興収で9億円を超えた作品は、アニメ、テレビ局出資以外の作品は『るろうに剣心 伝説の最期編』が唯一である。歴史的な快挙だ。こうした大ヒットは先に公開された『るろうに剣心 京都大火編』の大ヒットによるところが大きい。公開前から評判が高かったことに加え、鑑賞後の満足度も高かった。口コミが広がり、さらに前作を見た観客がいち早く続編のために劇場を訪れたと見られる。その『るろうに剣心 京都大火編』も依然公開中で、公開から46日目で観客動員は377万1980人、興行収入は48億7387万9900円となった。こちらは50億円の大台が目前だ。『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』の前後編が、2014年に大きな記録を残すことになりそうだ。『るろうに剣心 京都大火編』 『るろうに剣心 伝説の最期編』/http://www.rurouni-kenshin.jp『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(C)和月伸宏/集英社(C)2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
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