スマートフォン向けアクションパズルゲーム『Angry Birds』をモチーフとした少女マンガ『Stella~ナナと魔法の英単語~』の連載が、少女マンガ誌「なかよし」10月号でスタートした。『Angry Birds』は20億ダウンロードを記録し、世界で最も成功したモバイルゲームと言われる。すでにアニメーション化もされている。それでもマンガ化されるのは今回が初めて、しかも少女マンガでのデビューだ。『Stella~ナナと魔法の英単語~』は『Angry Birds』のピンクの鳥・ステラと、海外の学校に転校した日本人の女の子・ナナの二人が主人公だ。英語が話せないため友達ができず、いつも一人ぼっちのナナ。そんな彼女は元気なステラに出会ったことで、不思議な英単語カードを集める冒険を繰り広げていくことになる。ストーリーからも分かるようにマンガのテーマは英語であり、読み進んでいくうちに英会話のフレーズを自然に覚えられるようなポイントが盛り込まれた。監修は灘中学校・高等学校の教師で『夢をかなえる英単語ユメタン』をはじめ多くの著書を持つ木村達哉さんが担当。1ページ英単語レッスンのコラムもあり、マンガに出てきた英単語を詳しく紹介する。小学5・6年生の外国語が必修化された今、英語に興味のある小学生や、英語に苦手意識を持っている中学生に楽しんでもらえるような作品を目指す。キャラクターイラストも公開されており、少女マンガらしいキュートなアレンジが加えられている。マンガはハタノヒヨコさんが担当。日本の子供にも親しみやすい要素を取り入れ、新たなファン層の獲得に繋げていく。『Angry Birds』はテレビアニメ化やキャラクターのグッズ販売に加え、教育の分野にも力を注いでいる。本作の幼稚園がある国も存在するほどだ。『Angry Birds』の新たな展開に期待したい。[高橋克則]『Angry Birds』/http://www.angrybirds.jp/
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