東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻は、7月11日より公開講座「『コンテンポラリーアニメーション入門』~現代短編アニメーションの見取り図~2014」を開催する。その後、7月27日、8月8日の3回シリーズを予定する。この公開講座は2009年から継続的に開催されてきたシリーズの最新プログラムである。世界で活動する「いま」を象徴するアニメーション作家の作品鑑賞をし、さらに講義で詳しく作品を知ることを目指している。トータルで第16回目にあたる7月11日は、イギリスからスザンヌ・バカンさを講師に招く。バカンさんはキュレーターやコンサルタントとして活動、国際映画祭にも従事し、アニメーション美学の教授も行っている。そんな視点から現代のアニメーションを取り上げる。7月27日は「岡本忠成の仕事」と題して、岡本忠成が設立したエコーの当時の制作スタッフと山村浩二さんが作品と共に語る。アニメーションの歴史の再掘り下げを試みる。そして立体アニメーションを中心に実験的なアニメーションや子ども向けの良質な作品を多数生み出し続けているコ・ホードマン監督を招く。8月8日は「技法、子ども、メッセージ」だ。立体アニメーションを中心に実験的なアニメーション、子ども向けの作品を手掛けるコ・ホードマン監督が登壇する。『テディベアのルドヴィック:雪の贈り物』など自身の作品を解説する。コンテンポラリーアニメーション入門では、こうした多角的テーマから現代のアニメーションを見ることで、アニメーション映像の可能性、現在の動きを知るものだ。個別に聴くのも楽しいが、3回通して聴けば知識はさらに深まるだろう。会場は東京藝術大学大学院映像研究科の横浜校地・馬車道校舎になる。入場無料で、事前申込不要だ。ただし先着順90名となっている。詳しくは、公式サイトで確認出来る。「コンテンポラリーアニメーション入門」~現代短編アニメーションの見取り図~/http://animation.geidai.ac.jp/ca/主催: 東京藝術大学大学院映像研究科共催: 横浜市文化観光局会場: 東京藝術大学 横浜校地 馬車道校舎第16回講座『クエイ兄弟、失敗の迷宮』2014年7月11日(金)講師: スザンヌ・バカン第17回講座『岡本忠成の仕事』2014年 7月27日(日)講師: 山村浩二パネリスト: 保坂純子(人形制作)、田村実(撮影)、篠原義浩(制作)第18回講座『技法、子ども、メッセージ』2014年8月8日(金) 講師: コ・ホードマン
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