「ゼロ・グラビティ」アルフォンソ・キュアロン監督 第71回ゴールデン・グローブ賞で監督賞 | アニメ!アニメ!

「ゼロ・グラビティ」アルフォンソ・キュアロン監督 第71回ゴールデン・グローブ賞で監督賞

日本でも公開中の話題作『ゼロ・グラビティ』が、第71回ゴールデン・グローブ賞監督部門で見事受賞した。本作のアルフォンソ・キュアロン監督が受賞者だ。

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『ゼロ・グラビティ』(c)2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.
  • 『ゼロ・グラビティ』(c)2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.
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日本時間1月13日(現地時間1月12日)に、アメリカ・ロサンゼルスにて第71回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が開催された。ゴールデン・グローブ賞は、ハリウッド外国人映画記者協会(Hollywood Foreign Press Association)の会員により選ばれる。米国では米国アカデミー賞と並び、重要な賞とされている。
授賞式当日は華やかな女優や俳優、監督、プロデューサーらが会場となったビバリー・ヒルトン・ホテルに姿を見せ、ハリウッドらしさを盛りあげた。そうしたなかで次々と各賞が発表された。

このうち日本でも公開中の話題作『ゼロ・グラビティ』が、監督部門で見事受賞した。本作のアルフォンソ・キュアロン監督が受賞者だ。
アルフォンソ・キュアロン監督は、壇上にて「この作品を完成させるため何百人もの人が携わってくれた。この受賞は彼らに捧げます」と喜びを語った。
主演女優にノミネートもされていた主人公ライアン・ストーンを演じたサンドラ・ブロックさんらが祝った。また、その様子は世界中のメディアに伝えられた。

『ゼロ・グラビティ』は世界51カ国で興行ランキングNo.1を獲得し、全米週末興行ランキング3週連続第1位を記録し、1月13日の時点で、全世界にて約670億円(BOXOFFICE MOJO調べ)を突破する興行成績を収めている。日本では1月12日までに興行収入約24億円、動員約150万人を記録し、2013年の冬期では洋画No.1となる大ヒットとなっている。
ゴールデン・グローブ賞は例年、米国アカデミー賞の行方を占う前哨戦として注目されている。1月8日に発表された第67回英国アカデミー賞では、最多となる11部門にノミネートされるなど、注目度が高い。

一方、外国語映画賞の5作品にノミネートされていた宮崎駿監督の『風立ちぬ』は惜しくも受賞を逃した。イタリアの『The Great Beauty』がこの部門を制した。
『クルードさんちのはじめての冒険』、『怪盗グルーのミニオン危機一発』、『アナと雪の女王』の3作品がノミネートされていた長編アニメーション映画部門は、『アナと雪の女王』が受賞に輝いた。
[真狩祐志]

『ゼロ・グラビティ』
/http://zerogravitymovie.jp/
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