「STAND BY ME ドラえもん」が日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞 フルCG作品で初

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日本アカデミー賞は、2014年の優れた映画を顕彰する第38回日本アカデミー賞にて、最優秀アニメーション作品賞として『STAND BY ME ドラえもん』を決定した。2月27日に、東京港区のグランドプリンスホテル新高輪で開催された日本アカデミー賞授賞式にて発表された。
本作で共同監督を務めた八木竜一監督と山崎貴監督がトロフィーを受け取った。山崎貴監督は、『永遠の0』でも最優秀作品賞を受賞しており、ふたつの作品賞でのダブル受賞となる。
両監督は、2012年にも共同監督をしたCGアニメ『friends もののけ島のナキ』で優秀アニメーション作品賞を受賞。しかし最優秀賞は逃していた。2年ぶりに雪辱を果たしたかちだ。

日本アカデミー賞は国内の映画産業の振興を目的に設立、1978年に始まった。今回で38回目を迎えたが、アニメーション部門は2007年スタートで今年9回目と比較的歴史は短い。
これまでの受賞作には、その年ごとの話題作となっている。受賞作は過去およそ10年の長編アニメーション映画の流れが映しだされている。

『ドラえもん』の映画は、これまでに2009年『映画 ドラえもん のび太と緑の巨人伝』、2010年『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』、2011年『ドラえもん のび太の人魚大海戦』が優秀賞となっている。しかし、いずれも最優秀に届かなかった。それが今回、初のフルCGアニメになることで、従来を大きく上回る大ヒットになり、さらに最優秀アニメーション作品賞となった。
これはCGアニメーションもの新時代を感じさせる。世界の劇場アニメーションはCGアニメーションが勢いを増しており、映画アワードでもCGアニメーションを多く見かける。
しかし、日本アカデミー賞で、過去8回の最優秀アニメーション作品賞は全て手描きアニメーションであった。日本のCGアニメーションでも、より多くの観客、映画人にアピールすることは十分可能である。そんなことを明らかにしたのが『STAND BY ME ドラえもん』の受賞である。

『STAND BY ME ドラえもん』
http://doraemon-3d.com/

日本アカデミー賞
http://www.japan-academy-prize.jp/
《animeanime》

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