スタジオジブリ、2014年夏に「思い出のマーニー」 米林宏昌監督の第2作  

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2013年は宮崎駿監督引退作品『風立ちぬ』、高畑勲監督の17年ぶりの長編映画『かぐや姫の物語』で、国内の映画界、アニメ界を席巻したスタジオジブリが2014年も新たな映画で挑む。スタジオジブリの最新作『思い出のマーニー』が、2014年夏に全国公開されることが明らかになった。
12月13日、スタジオジブリの公式サイト、東宝の今後の配給作品のリストに本作のタイトルがアップされ、同日、公式ティザーサイトもオープンした。監督は2010年に公開された『借りぐらしのアリエッティ』の米林宏昌監督となる。長編映画2作目、4年ぶりの新作だ。

『思い出のマーニー』は、英国の児童作家・ジョーン・G・ロビンソンさんの同名の小説を原作としている。海辺の村の老夫婦のもとで暮らすことになった少女アンナは、不思議な少女マーニーと友だちになり、毎日遊ぶようになるが、マーニーの姿はアンナ以外には見えなかった。国内では松野正子さんの訳で、岩波少年文庫より2003年から刊行されている。
ジョーン・G・ロビンソンさんは、他にも「テディ・ロビンソン」シリーズなどでも知られている作家だ。スタジオジブリが得意とする児童文学からのアニメ映画化となる。

ティザーサイトでは「この世には目に見えない 魔法の輪がある。」とのコピーが掲げられている。米林監督は、『借りぐらしのアリエッティ』に続き、英国のファンタジー小説に挑むことになる。
監督を支えるスタッフも一部発表されている。脚本は米林監督のほか、丹羽圭子さん、安藤雅司さんが参加する。丹羽圭子さんは『ゲド戦記』、『借りぐらしのアリエッティ』、『コクリコ坂から』とスタジオジブリ作品にお馴染みだ。安藤雅司さんは、『パプリカ』や『ももへの手紙』のキャラクターデザイン、作画監督など知られるが、ここでは脚本としてクレジットされている。
また音楽は、村松崇継さんが務める。これまでは実写映画やドラマの経験が多い。本作ではどんな音楽世界を創り出すか気になるところだ。

本作は宮崎駿監督の引退後の、初のスタジオジブリ作品となる。新作となれば常に日本だけでなく、海外でも話題なるスタジオジブリだけに、ポスト宮崎駿、ポスト高畑勲を占ううえでも重要な位置を占めるだろう。
ファンタジー、児童文学という題材は、スタジオジブリが今後もファミリー・キッズ向けの大作映画の路線を引き継ぐかたちだ。ファンからも期待の高いジャンルだけに注目も高くなりそうだ。

映画『思い出のマーニー』
/http://marnie.jp/
《animeanime》

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