マンガ家・やなせたかしさん逝去 94歳 「アンパンマン」など残す

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マンガ家、絵本作家などして活躍した やなせたかし(本名:柳瀬嵩)さんが、2013年10月13日、心不全のため順天堂病院にて逝去した。94歳だった。日本漫画家協会によれば、葬儀は近親者のみで執り行い、後日、偲ぶ会がおこう。
やなせさんは、1919年高知県香北町生まれ、東京高等工芸学校図案科(現千葉大)を卒業後、デザイナーとしてキャリアを始めた。その後、1953年にマンガ家活動をスタートした。

そのキャリアのなかで、圧倒的な存在を誇るのは1973年に刊行された『アンパンマン』であろう。絵本の人気の高まりから1988年にアニメ化、以後、未就学時に圧倒的な人気を誇るキャラクターに成長、現在も、テレビアニメ、劇場映画のシリーズが続いている。『アンパンマン』の絵本は200点以上を刊行、その総発行部数は2000万部を超える。
このほかにも『やさしいライオン』などの代表作がある。『やさしいライオン』も1970年に、手塚治虫さんお制作で劇場アニメ化されている。毎日映画コンクール大藤信郎賞を受賞した傑作だ。
1990年には、『アンパンマン』で日本漫画家協会大賞を受賞、1991年には勲四等瑞宝を受賞、1995年には日本漫画家協会文部大臣賞を受賞した。1994年には 高知県香美郡香北町名誉町民となった。

晩年まで、『アンパンマン』のイベントにも、積極的に参加し、時には得意の歌声を披露することもあった。マンガの楽しさを世の中に届けるための活動を続けた。
一方、晩年は、マンガ業界を代表する対外的役割も果たした。日本漫画家協会の常務理事に1981年に就任、2000年からは理事長を務めたが、2012年に高齢や体調不良を理由辞任、以後は会長職にあった。アニメとの関係では、10周年を迎えた東京国際アニメフェアのマスコットキャラクターのデザインも手掛けている。
《animeanime》

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