2013年4月27日、28日に幕張メッセで開催された大型イベント ニコニコ超会議2の2日間の来場者数が10万人を突破した。主催者のドワンゴとニワンゴによれば、期間中の来場者数は、初開催だった昨年の9万2384人上回る10万3561人となった。また、会場の様子をインターネットでライブ配信する公式生放送の視聴者数(ネット来場者数)は、509万4994人と昨年の347万766人を大幅に上回った。2013年はライブ配信の番組数が大幅に増えたことも影響していそうだ。国内で動員数が短期間で10万人を超えるカルチャーイベントは、必ずしも多くない。2年連続の大量の動員で、ニコニコ超会議は日本を代表するカルチャーイベントの一角を占めることになる。ニコニコ超会議2の人気の秘密は、その巨大さと何でもありの多様さにありそうだ。会場は幕張メッセ展示ホール1~8ホール全て、さらにイベントホールを使用する広大なものである。主催者、各参加企業や団体がそれぞれブースやミニステージなどを組み、様々な企画が行われた。その内容は、動画、アニメ、マンガ、音楽、ダンス、ゲームなどのポップカルチャーは勿論、将棋や鉄道、文学やSFなどの趣味の集まり、さらに社会現象からお役所、自衛隊、政治までとにかく幅広い。特に本年は自民党、民主党、日本維新の会、共産党などの参加、そして安倍晋三総理大臣の来場が話題を呼んだ。新しいカルチャー発祥の場として注目を浴びる。ニコニコ超会議の盛り上がりは、今後も続きそうだ。主催では今回、早くも2014年のニコニコ超会議3の開催も発表した。2014年4月26日、27日に幕張メッセを会場に予定する。2013年の成功を、さらにつなげることになる。また、ニコニコ超会議2の期間中、ネットサービス「niconico」での新しいサービスも発表した。これまでの動画サービスに加えて、テキストコンテンツにさらに力を入れる。夢枕獏さんの『キマイラ鬼骨変』や伏見つかささんの『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』などが登場する「ニコニコ連載小説」が話題を呼びそうだ。ネットからリアル、領域を超えたコンテンツと、ニコニコの積極的な挑戦は今後も続く。「ニコニコ超会議2」/http://www.chokaigi.jp/ ニコニコ超会議3開催期間: 2014年4月26日(土)、27日(日)会場: 幕張メッセ
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