「キックハート」で起こったこと ファン支援はアニメ制作を変えるのか?湯浅政明監督、 I.G石川光久社長 インタビュー 後編 | アニメ!アニメ!

「キックハート」で起こったこと ファン支援はアニメ制作を変えるのか?湯浅政明監督、 I.G石川光久社長 インタビュー 後編

■ 打たれても、打たれても元気なキャラクター 今の気分と合っている ■制作は少人数体制で ■ 『キックハート』の今後は? 映画もあり、テレビあり。まだ決めていない

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湯浅政明監督
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「キックハート」で起こったこと ファン支援はアニメ制作を変えるのか?
湯浅政明監督、プロダクション I.G石川光久社長 インタビュー 後編


[取材・構成:数土直志]

『キックハート』
/http://www.production-ig.co.jp/works/kickheart

Kickstarterでの『キックハート』の紹介ページ
/http://www.kickstarter.com/projects/production-ig/masaaki-yuasas-kick-heart


■ 打たれても、打たれても元気なキャラクター 今の気分と合っている

アニメ!アニメ!(以下AA)
監督自身は、作品のアイディアの持ち札はたくさんあると思います。そのなかでなぜ『キックハート』だったのですか。

湯浅 
『キックハート』って、主人公がめげない、打たれると蓄えて勝つキャラクターです。打たれても打たれても元気なキャラクターというのがいいなと思っていて。それは、今の気分と合うところもあります。
そういうのがみんなに伝わるといいなと思っています。
一番僕が、打たれると負けそうですけど(笑)。

AA
プロレスなので動きもすごくあります。絵的な、見せ場も多いです。

湯浅 
そうですね。マゾのレスラーがいたら面白いなと思いました。それをちょっとファンタジックなコメディーにしたら、自分も楽しめるし。見る人も意外に面白いんじゃないかなって。

AA
あと、これはひょっとして『タイガーマスク』のリスペクトがあるのかなと思いました。それはありますか。

湯浅 
もちろん。『タイガーマスク』で育っているので、それは入っていますよね。ちょっとパロディーっぽく、孤児院出身だとかはしゃれで入れている感じです。

《animeanime》
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