東北芸術工科大学は、12月1日14時より大学院仙台スクールにて公開講義「2012年のいま、コンテンツを「語る」ということ-『プリキュア・シンドローム』の衝撃-」を開催する。当日は、今年3月に刊行された「プリキュア・シンドローム」(幻冬舎)の著者である加藤レイズナさんを特別講師に迎える。司会は同校の准教授でコンテンツ文化史学会会長の吉田正高さんが行う。今回の企画は、吉田さんが加藤さんの著した「プリキュア・シンドローム」が、これまでの作品批評と異なる切り口があると着目したのがきっかけだ。そこで今回の講演を提案し、実現した。講演の開催趣旨では、現在までの作品批評の歴史を次のように説明する。これまでの作品批評は、コンテンツ文化の認知、つまり子供向けのものとしてではなく、大人に対しても鑑賞に耐えうる作品であるということを立証するためにあった。しかし、インターネットの登場で他の分野の学説の流入や知識との裏付けが問われるようになり、作品批評が増加、一気に飽和状態に達したという。そうしたなかで、加藤さんの「プリキュア・シンドローム」は、好きな作品を語る情熱のみで、制作に携わったクリエイターにインタビューした点が特異としている。加藤氏は、現在20代半ば、若い世代からのコンテンツ文化への視点としても興味深いかもしれない。セミナーの対象は、コンテンツ分野に関心のある学生、社会人、一般と広く開放されている。定員は30名で参加費は無料、ただし事前の申し込みが必要だ。詳細は東北芸術工科大学の該当ページで確認出来る。[真狩祐志]公開講義「2012年のいま、コンテンツを「語る」ということ-『プリキュア・シンドローム』の衝撃-」/http://www.tuad.ac.jp/sendaisc/news/event/newpage_20121106_135831/ 特別講師: 加藤レイズナ(ライター) (司会:吉田正高[東北芸術工科大学大学院仙台スクール 准教授/コンテンツ文化史学会会長])開催日時: 12月1日(土)14時~15時半会場: 大学院仙台スクール(AER7階)定員: 30名(テーマに関心のある学生、社会人、一般の方対象)参加費: 無料(要申込み)
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