「イワン雷帝」を巨匠・ノルシュテインが語るドキュメンタリー 阿佐ヶ谷でレイト上映

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11月21日から12月9日まで、東京・阿佐ヶ谷のアート・アニメーションのちいさな学校劇場にて、ドキュメンタリー映画『ユーリー・ノルシュテイン エイゼンシュテインの「イワン雷帝」を語る』が上映される。
ロシアのエイゼンシュテインは『戦艦ポチョムキン』など映画史に燦然と輝く作品を後世に残した映画監督として知られる。遺作となった『イワン雷帝』は16世紀半ばのロシア皇帝・イワン4世の生きざまを描いており、歌舞伎や能など日本の様式美も活かした緻密な演出が効いている作品だ。

本作は、ロシアニメーション界の巨匠・ユーリー・ノルシュテインがそのエイゼンシュテインの代表作のひとつ『イワン雷帝』語ったものをドキュメンタリーとした。
アニメーション作家のユーリー・ノルシュテインは、2004年に阿佐ヶ谷で開催のラピュタアニメーションフェスティバルでワークショップを実施している。エイゼンシュテインから多大な影響を受けたノルシュテインは、当時『イワン雷帝』をもとに講義を行った。映画特有の演出術からアニメーションの特性へ結び付ける見事な構図感覚を10時間に渡って、自身の絵コンテなども用いて解説した。
この伝説的なワークショップが、ドキュメンタリーの素材になっている。映画やアニメーションとは何なのかを問いかけるドキュメンタリーを改めて堪能したい。

上映会場となるアート・アニメーションのちいさな学校劇場は、今年、幅広いアニメーションを紹介すべく新設された。
『ユーリー・ノルシュテイン エイゼンシュテインの「イワン雷帝」を語る』はレイトショーで、連日20時15分からとなっている。料金は前売が800円、当日が1000円である。
また同じ期間中のプログラムには『久里洋二の全仕事 疾走する!1000本のアニメーション』がある。こちらでは御年84歳のアニメーション作家・久里洋二さんの初期から最近までのアニメーション作品が一挙に上映される。
[真狩祐志]

アート・アニメーションのちいさな学校
/http://www.laputa-jp.com/school/

ユーリー・ノルシュテイン エイゼンシュテインの「イワン雷帝」を語る
日程: 
2012年11月21日(水)~12月9日(日)レイトショー 連日20:15より上映
※11月26日、27日、12月3日、4日は休映。
開催場所: アート・アニメーションのちいさな学校劇場
料金: 前売り800円 当日1000円 
《animeanime》

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