「ジョジョの奇妙な冒険」10月5日深夜スタート キャスト陣が作品を語る | アニメ!アニメ!

「ジョジョの奇妙な冒険」10月5日深夜スタート キャスト陣が作品を語る

各局で放送がスタートするのが、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』だ。満を持してのテレビアニメシリーズである。シリーズはこれまでも何度かアニメ化されているが、今回は初のテレビシリーズである。

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テレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』
  • テレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』
  • 主人公:ジョナサン
  • シリーズでも重要な役割を果たすディオ
  • 物語のカギを握る”石仮面”
  • エレナがジョースター家をつないでいくことになる。
  • 気合も十分の声優陣
荒木飛呂彦さんの描くマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』は、1987年に週刊少年ジャンプ(集英社)に連載を開始した。スタートからかなりの月日が経つが、その人気は高まる一方だ。100巻を超えるシリーズ単行本は累計発行部数8000万部以上、その独自のキャラクター、表現は国境を越え、海外でも数多くファンを抱える。
連載開始25周年を迎えた2012年は、仙台、東京の原画展、ゲーム化をはじめ大型企画が相次ぐ。関連商品も多く、『ジョジョの奇妙な冒険』はもはや社会現象と言っていいだろう。

そうしたなか10月5日、TOKYO MX 24時30分からをスタートに、各局で放送がスタートするのが、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』だ。満を持してのテレビアニメシリーズである。
シリーズはこれまでも何度かアニメ化されているが、今回は初のテレビシリーズである。そして、何よりも第1話から描かれるのは、シリーズ第1部「ファントムブラッド」であるのが注目される。

「ファントムブラッド」は、19世紀のイギリスを舞台にする。古代メキシコのアステカに端を発する「石仮面」を巡り、ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーの2人の男の戦いが描かれる。
『ジョジョの奇妙な冒険』を知るうえで不可欠なストーリーだ。同時に、これまで作品を知らなかった人にとっては、本作の導入ともなる。シリーズの入門編としても最適だ。時間があれば、是非、観たい2012年秋の注目のアニメである。

アニメに欠かせない声優陣も魅力的な役者が揃った。主人公ジョナサンには、興津和幸さん、ディオ役に子安武人さん、さらにツェペリ役に塩屋翼さんと実力派が並ぶ。さらにスピードワゴン役を上田燿司さん、物語の華となるエリナは川澄綾子さんが演じる。
番組放送に先立って、アフレコ収録後の声優陣のコメント、意気込みを明かされている。番組の展開、声優陣の今後の活躍もさらに期待だ。 

テレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』
/http://jojo-animation.com
TVアニメ公式twitter @anime_jojo

[放送]
TOKYO MX: 10月5日より毎週金曜24:30~
毎日放送 : 10月6日より毎週土曜25:58~
中部日本放送: 10月10日より毎週水曜26:30~
東北放送 : 10月9日より毎週火曜25:30~
RKB毎日放送: 10月8日より毎週月曜:26:25~
BS11: 10月12日より毎週金曜24:00~
※放送日時は変更となる可能性があります。
[配信]                   
10 月11日(木)より順次配信
auひかりビデオ・チャンネル/J:COM オン デマンド/TSUTAYA TV/ニコニコチャンネル/バンダイチャンネル/ひかりTV/Video Unlimited/MOVIE SPLASH VOD/PlayStation®Store/楽天ShowTime/ワーナー・オンデマンド

[キャスト]
ジョナサン: 興津和幸 
ディオ: 子安武人 
ツェペリ: 塩屋翼 
スピードワゴン: 上田燿司
エリナ: 川澄綾子 

■ 「ジョジョ」のアフレコ現場からメインキャストからのコメント

――多くのファンを虜にしている大人気作「ジョジョの奇妙な冒険」のTVアニメに出演すると決まった時の感想と、演じるに当たっての意気込みをお聞かせください。

興津和幸
「この歴史ある作品の、それも『ジョナサン・ジョースター』役をやらせていただけるというお話を事務所からの電話で聞いたとき、僕は冷静を装って対応していましたが、通話が終わった瞬間に思わず小躍りをしてしまいました(笑)。
その後もたくさんの方から「ジョナサンを演じるんだって?」と祝福や激励をいただいたりしたんですが、反響がものすごく大きくて、それだけ期待されている作品になんだと改めて感じました。すごいプレッシャーを抱いていたりもするんですが、その重圧に負けないようジョナサンの演技に取り組んでいこうと思っています。」

子安武人
「ディオのオーディションのお話が来た時、僕としてはホントにディオが大好きだったし、演じるならやっぱりディオだなって思っていたこともあって、なんだか相思相愛のディオから「ぜひとも、お前がやってくれよ」とお呼びがかかったような気がしたんです。
なので役が決まる前からディオは自分がやるもんだと確信していましたし、ホントに役が決まったときには「だろ? そりゃそうだよね?」と思ったりもしました(笑)。
そんなこともあって、今はアフレコに来てみなさんとお芝居をするのがすごく楽しくて、至極の喜びを感じながらディオを演じさせてもらっています。」

塩屋翼
「しばらく休んでいた僕に、ツェペリ役をやらせていただけるとは思っていなかったので、実のところ今日収録現場に来て演じてみるまで「ホントに僕でいいのかな?」とかなという気持ちがあったりもしたんですが(笑)。
こういう作品でチャンスをいただいたということで、これはちょっとがんばらないといけないなと気合いを入れていたりします。」

川澄綾子
「私は共演者の方々にちょっと笑われるぐらいに女子なのにジョジョ好きでして、中学生くらいの時に読んだ第3部からこの作品にハマって、今連載中の「ジョジョリオン」まで全巻持っていたりするんですね(笑)。
そんな私の耳に「ジョジョ」アニメ化の噂が聞こえてきた時に、出演できそうな女性キャラはいないかと原作コミックを読み直してみたんです。そんな中にジョジョで一番ヒロインらしいヒロインのエリナがいるなと思っていたところ、ホントにエリナ役のお話をいただきまして(笑)。これにはビックリしつつも大好きな作品に出演ができるということですごく嬉しく思っていますし、収録ではみなさんの熱さと発散するエネルギーのすごさに圧倒されつつ、この作品に参加できる喜びをかみしめていたりしています。」

上田燿司
「正直言いますと、実は僕ジョジョに関してはいわゆる“ニワカ”ってやつなんです。オーディションを受けるにあたって、初めてちゃんと原作に触れました。荒木先生の「バオー来訪者」はリアルタイムで読んでいて、強烈な個性を持った作家さんだなと感じました。でも、ちょうど少年ジャンプを卒業し始める頃で、ジョジョの連載が始まった時も、“奇妙な”って言葉のチョイスがこの方らしいなって思ったくらいでした。もちろんその後熱狂的ファンをもつ作品に成長したことは知っていましたが。なので、今回の準備のために読めば読むほど、こらぁ大変な作品、大変な役を仰せつかったなと驚愕するとともに、本当に光栄なことだと思っています。
自分のキャリアの中で最大級の仕事であり、大きな節目となる作品。新参者ですが、僕なりに感じたこの役の魅力を、全力で表現したいと思います。」

――10月からの放送を楽しみにしているファンのみなさんに、見どころとあわせてメッセージをお願いします。

興津和幸
「声優や役者の仕事はキャラクターに魂を吹き込むことだとよく言われますが、この作品はまさにその言葉通りにスタジオではキャストたちがキャラクターに魂を注ぎ込んでいる作品だと感じています。
そんな、命を賭けた演技がそのまま視聴者のみなさんに伝わることを祈っています。とにかくこのアニメを見て、熱さを感じてください!」

子安武人
「昔はよく前の日に見たアニメの話を次の日にあった友達と語り合ったりということがあったと思うんですが、そういったよき時代の頃の気持ちを呼び起こしてくれるような何かをこの作品は持っていると思うんです。
なので、ぜひこのアニメを見た次の日に学校でジョジョの名ゼリフを言ったりとか、ジョジョごっこをしたりとかして欲しいと思いますし、会社員の人はホントにいい大人なのに会社で「ジョジョ見た?」みたいなことを言って、帰りは酒を飲んで「酒ッ! 飲まずにはいられないッ!」ってやって欲しいわけです(笑)。
そういうことがきっとできる作品だと思っていますので、ぜひともみなさん見て下さい。そして、次の日は盛り上がってください(笑)。よろしくお願いします。」

塩屋翼
「なんとかツェペリを演じることができているようですので、これからも命あるかぎり一生懸命やっていきたいと考えています。
この作品は尋常ではない壮大な物語だったりしますので、自分もそのスケール感に負けないように必死で演じていきたいと思ってます。」

川澄綾子
「こんなに熱いアニメは、昨今なかなか見ることができないんじゃないかなって思っています。フィルムから伝わるものも熱いですし、キャスト陣の熱意でまさに「燃え尽きるほどヒート!」っていう感じに仕上がっていますので(笑)。
ぜひこの熱いパワーをみなさんにも受け取ってもらえたら嬉しく思います。」

上田燿司
「とにかく、ファンのみなさんを裏切らない事を第一にして、肩壊れるぞってくらい全力投球の現場です。
そしてスタッフ・キャスト自身がホントにオンエアを楽しみにしています。
乞うご期待ィィィッ!!」
《animeanime》
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