フランス・ジャパンエキスポが米国進出 2013年夏カリフォルニアで開催 | アニメ!アニメ!

フランス・ジャパンエキスポが米国進出 2013年夏カリフォルニアで開催

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日本カルチャーをテーマに、毎年夏にフランス・パリで開催されるジャパンエキスポが、2013年に米国進出をする。米国のアニメ情報サイト アニメニューズネットワーク(Anime News Network)などの報道で明らかになった。
ANNによればジャパンエキスポを運営するSEFAイベントは、米国法人SEFAエンタテインメントを設立、CEOには米国の大型アニメイベントの元代表Sean Chiochankitmuさんが就任した。同社の主要スタッフも、米国のアニメコンベンション運営経験者で構成される。SEFAエンタテインメントは、2013年夏の終わり頃にカリフォルニア州で最初のイベントを開催し、1万2000人から1万5000人の集客を目指すとしている。

パリ・ジャパンエキスポは1999年にスタートした日本カルチャーの大型イベントである。アニメ・マンガからスタートしたことから、ゲームやJ-POP、ファッションなどポップカルチャー分野を得意とする。
日本ポップカルチャーの人気から急拡大、2011年の来場者は延べ19万人、この分野でヨーロッパ最大規模を誇る。日本文化紹介の貢献が大きいとして、2009年に外務大臣賞、2011年第16回AMDアワード功労賞を受賞するなど日本の政府から評価を受けた。日本でも広く知られたイベントだ。
今年は7月5日から8日まで、ノール・ヴィルパント国際展示会場で、ももいろクローバーZやマンガ家・浦沢直樹さん、稲船敬二さんなど日本からも多数のゲストを招いて開催された。

イベントを運営するSEFAイベントは、こうしたイベントの主催者では数少ない民間企業である。それだけに事業拡大にも積極的だ。ジャパンエキスポの成功を受けて、アメコミイベントの併催やフランス国内やベルギーで同じコンセプトのイベントを複数開催している。
同社のフランス、ベルギー以外のヨーロッパ各国への進出は噂されていたが、今回は世界最大のエンタテイメント大国である米国への進出を決めた。日本カルチャーに特化したイベントをフランス企業が米国で開催することになる。

フランスで成功を収めたジャパンエキスポだが、米国進出が成功するかどうかは不透明だ。ジャパンエキスポは米国最大のアニメコンベンションであるアニメエキスポの2倍の動員を誇る。しかし、それは逆に米国ではフランス以上に日本文化がニッチな存在であることを示している。
ジャパンエキスポが進出するとされるカリフォルニア州には、すでにロサンゼルスのアニメエキスポ、AM2、パシフィックメディアエキスポ、シリコンバレーのファニメコン、シアトルのサクラコン、サンフランシスコのJ-POPサミット・フェスティバルがあり競争が激しい。SEFAエンタテインメントのCEO Sean Chiochankitmuさんの出身は米国第2位のボルチモアのアニメコンベンションであるオタコン、他の主要スタッフも米国東海岸のイベントの元スタッフが多い。西海岸という選択には、米国東海岸のアニメイベントがフランスと手を組んだ西海岸進出という側面も見える。

それでもジャパンエキスポで築き上げたノウハウと日本との人脈は、大きな力を発揮しそうだ。また、1万2000人から1万5000人の目標数字は、米国では中堅イベントの規模で控えめな数字だ。
ジャパンエキスポが米国で受け入れられるのか、米国やフランスの関係者だけでなく、もちろん日本にも気になるところだ。

ジャパンエキスポ
http://nihongo.japan-expo.com/
《animeanime》
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